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BLにハマった福山雅治、高評価したBLマンガはあの超名作!!

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福山雅治オフィシャルサイトより。

福山雅治オフィシャルサイトより。

 近ごろ、ラジオ番組『福山雅治 福のラジオ』(TOKYO FM)で男性同士の恋愛“BL(ボーイズラブ)”語りをしている福山雅治さん(48)。菅田将暉くん(24)とのBL妄想を語ったり、リスナーからBL脚本を募集しては朗読したりと、BLに興味津々な福山さんに腐女子たちも興味津々です。

 『福のラジオ』15日放送回では、「結構ハマっていろいろ(BLマンガを)読んでいる」と語っていた福山さん! その中で、とある作品を「素晴らしい名作」と絶賛しています。

福山雅治が選んだBL、超名作です

 その作品は、ヨネダコウ先生の『囀る鳥は羽ばたかない』(大洋図書/既刊4巻)。この作品は言わずと知れた超名作で、多くの腐女子から絶大な支持を受けている作品なんです。それを「素晴らしい」と評価したとか……もう腐女子と同じ感性を習得していませんか? 福山さん!?

 BLマンガって、エロ萌えに超特化にしたエロ系BLと、ストーリー重視の読ませるBLがありますが(もちろん、その2種が組み合わさったハイブリッド系もある)、『囀る鳥は羽ばたかない』は物語がしっかりしている上にエロい。そのエロもおバカなエロさではなくて、色っぽいエロなんですよね。

 ヤクザの世界で生きる男たちを描いた同作。ドMで変態の淫乱ネコとして“幹部ヤクザの公衆便所”と言われている矢代と、無口で無骨でインポな部下・百目鬼の物語です。矢代は線が細い美形、対する百目鬼はガッチリ系ってのもイイ。矢代は部下には手を出さないと決めていますが、どうしてか百目鬼のことが気になる。一方の百目鬼も矢代のことを「綺麗」だと思っていて――。

 暴力と金で何でも解決しそうなヤクザの世界に生きる2人ですが、自分たちのことになると繊細かつピュア。近いのに遠い、触れたいのに触れられない。そんなもどかしい関係がどうなっていくのか、続きが気になってついつい読み込んでしまう作品です。福山さんがこの作品のどこに惹かれたのか、とっても気になる。大概の腐女子は大人の色気たっぷりな矢代が良い“受け”すぎて「好き……」ってなるんですけど。どうなんでしょう。

 BLを勉強して、ゆくゆくはBLCDに挑戦してみたいと乗り気の福山さん。まだBLの演技については「ド素人」と言っていましたが、『囀る鳥は羽ばたかない』はBLCDもリリースされているのでぜひ聞いてほしい! 矢代が百目鬼のアレを咥えている音とかもう、最高なので。

月島カゴメ

アニメもゲームもBLも嗜む雑食系オタク。最近はキッズアニメ(プリパラ)を見ている時が一番楽しい。オタクのくせに変な行動力がある。なお、貞操観念はほぼない。元風俗雑誌編集で元ホス狂い。

twitter:@kaaagome_