さて、待ち合わせはいつものように昼過ぎ。10分前に到着し、イ○ンのトイレで化粧を整え、彼を待ちます。そして、時間通りに彼からメールが到着したので、慌てて外に出てみると……。
あ、あら? 本当に爽やかイケメンじゃないの!!
小出○介には似ていないものの、十分『爽やか』なお顔。そして、宣言通りの高身長。たしかに身長180cmはありそうです。白いTシャツに浮き出る胸筋、グレーのハーフパンツから覗く、太いふくらはぎと締まった足首。うん、本当に良い体してる!!
白雪「こんにちは! 小出君ですか?」
小出「あ、白雪さんですか? こんにちは、イケメンマッチョメンの小出です!」
ん? 一瞬、ちょっと面食らったものの、すぐにこれは彼の中で鉄板のギャグなのだろうと飲み込んだ白雪。「ははは」と愛想笑いを返してみると、マッチョ小出は満足そうに頷き、すかさず質問をしてきました。
小出「なかなかこういう男ってサイトにはいないでしょ?」
一体、それはどういう意味なのか。『こんなイケメンなかなかいないでしょ?』or『こんな良い体の男はなかなかいないでしょ?』ってこと? っていうか、どっちの意味も成してるんじゃない? かなり苦手な人種……。
すぐさま帰りたい欲に襲われた白雪でしたが、彼はたしかにイケメンの部類。イケメンに抱かれたいと渇望していた白雪にとっては理想的な人でした。前々回、会った瞬間、断ろうと思ったけれど、ついていったら気持ち良いプレイをしてもらったわけだし、ここで断るのは損な気がしてきました。
そう、だよね。この人『テクニックを駆使する』って言ってたし、体同様にエッチにもすごくストイックで勉強家なのかもしれないし。堪能しなきゃ損だよね……。