連載

身長180cmのマッチョイケメンが「テクニックを駆使します」って言うから期待度MAXで会ってきた

【この記事のキーワード】

小出「そろそろ挿れようか」

 え、私への前戯は一切なし……!? とはいえ、マッチョな美青年のチンチンを舐めているうちにすっかり濡れたのも事実。まあ、一回戦はそれでもいいか、と「じゃあ、ベッドに行こうか」と言うと、「ここでしよう」と彼。

小出「ほら、片足をあげて」

 マッチョ小出がすかさず私の後ろに回り込み、私の右足をあげようとしました。とはいえ、ここは風呂場の濡れたタイルの上。足をとられた瞬間、恐怖を感じました。

 あ、危なくこけるところだったじゃないか!! てか、何だよ、この大変な体位。彼は、なおも私の片足を持ちあげようとしてきます。そして、ズンッと固くなったものが後ろから膣にin! これはあれだ。たまにAVで見る、結合部分をカメラに見せつける例の体位だ!! 誰もいないのになんでそんな疲れる体位しなきゃなんないのさ!!

 謎はすぐに解けました。そう、鏡の中に私たちのエッチな行為が映っていたのです。たくましい太もも。彫刻のような体。そこにはマッチョ系AV男優顔負けの良い体をした男と、片足でぷるぷる立っている、ぽっちゃりしたおばちゃんの姿(私)がありました。

 ……お、お前のテクニックは、女の子を喜ばすためじゃなくて、自分の体に酔いしれるためのものじゃねーーか!!

今回の教訓『マッチョ&イケメンアピ男は、AV見すぎのナルシスト野郎かも……?』

 結局、風呂場で結合を試みましたが、私が片足立ちに耐えられずにギブアップ。すると、マッチョ小出は「もう少し体を鍛えたほうがいいんじゃない?」と残念そうに言いました。

 見た目が美しい男とのセックスは、高い美意識を求められるものなのかも……。あのジュエリーショップのイケメンも、こんな性癖を持っていたら嫌だなあ、と思った白雪なのでした。

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白雪魔夢子

大学卒業後、プロニートとして活動。毎日15時間オンラインゲームをして、ギルドマスターまで上り詰める。しかし、三十路を過ぎ、ふと「私。もしかしてやばい奴なんじゃ?」と思い直す。その後、奮起し、出会い系サイトに登録。『どうしてそうなった』という忠告はおやめください。