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ヌーディストビーチは乱交パーティーの場ではないので…脱いでる=エロ提供、という誤解

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Photo by elise ramsey from Flickr

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開放的な気分になる夏。BBQ! ビーチバレー! 理由はないけど行く! と、海へ向かう方もいるのではないでしょうか。過去、夏休み中の海辺でBBQを楽しんでいたとき、泥酔した男性がフルチンで楽しそうにダッシュしている姿を見かけたことがありますが……ここは日本。ヌーディストビーチはありません。

日本の法律では、「性行為や陰部の露出」をすることは、“公然わいせつ罪”で逮捕される可能性があるので、日本国内でヌーディストビーチが登場する可能性は低いでしょうねぇ。

裸一貫で広く大きなビーチで遊びたい! という方は、海外に行くしか手段はありません。海外には数多く存在する「ヌーディストビーチ」ですが、日本から近い場所だったら、オーストラリアになりそうです(飛行時間:7時間~9時間)。

ヌーディストビーチは卑猥目的で作られていない

トップレスは当たり前、下半身もスッポンポン状態の老若男女で溢れています。とはいえ、ヌーディストビーチに行きたいとネット上で呟いている人の中には、全裸で歩いている女性のことを「ガン見しても文句を言われない」「全裸で歩いてるってことは、見て! ってことだろ?」と甚だしい誤解をしている人もいます。

そもそもヌーディストビーチは、「他人の裸が見たい! 裸が見れる!」という狙いで作られたビーチではありません。「自然に関心をもって、積極的に自然に親しむ人。また、自然の動植物を観察&研究をする」自然主義者(ナチュラリスト)と呼ばれる人たちが、「開放感を求め、自然のままの姿でいたい」と集まる場所です(中には、カップルがセックスしていることもあるようですが、基本的にルール違反)。

エロ目的の盗撮で逮捕される人たち

「裸の人間が集まる」というだけで、性的欲求を目的とした行動をする人はいます。

2013年、フランスのヌーディストビーチでは、40代の男性が、全長5cmのキーホルダーに小型カメラを潜ませて盗撮していました。男性の不審な動きに気付いたヌーディストたちが通報し、逮捕。

2015年にも、南オーストラリアにあるヌーディストビーチでは、40~50代の男性が、アイスボックスの中に仕込んだビデオカメラで盗撮を企んでいたところ、通りがかったヌーディストが気付き、総勢10名ほどで捕らえ市民逮捕。

周りの人たちと裸である開放感を共有することは問題ないですが、他人の裸を撮影するのは、ただの変質者です。

勃起するのもいかがなものか

そのほか、各国の法律やビーチによって様々な規則があります。ヌーディスト団体が管理しているビーチは、一見さんはお断り! というところもあるとか。性的な気持ちで行って、勃起でもしようものなら退去を命じられるビーチもあるようです。しつこいようですが、乱交パーティー用のビーチではないですからね。

現在、世界全20カ国70都市以上で開催されている『世界裸自転車大会』でも、“チン事件”は起きています。

ヌーディスト=ドスケベ変質者ではない! 性器の露出と性的アピールの違い、“思わず勃起”は許されない

<あくまでも自動車社会や環境問題へのメッセージをこめて、「美しく、安全に、肉体的な健全さをもって伝える」イベントで、もちろん性的な言動はNGなのですが、ひとりの男性が勃起してしまったのですね。最終的に警察官に連れ出され失格っ!>

ヌーディストビーチで開放感を得ることに興味があるけれど、他人の裸体を目の当たりにしたら目のやり場に困ってしまうかも……と尻込みしてしまっている方は、ひとまずGoogleアースで世界のヌーディストビーチを覗いてみては? こんな感じなのか~とイメージできると思います。

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。