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距離感がおかしい、謎の上から目線。グラドルが分類した「クソリプおじさん」たちの共通点

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倉持由香Twitterより

倉持由香Twitterより

 グラビアアイドルの倉持由香さん(25)が“クソリプおじさん”について言及し、話題となっている。BLOGOSでの連載で綴ったものだが、そこには女性タレントのファン男性たちが是非知っておくべき情報がてんこ盛りだった。

 Twitterで自撮り投稿を繰り返し、徐々に人気を獲得していった倉持さん。現在はTwitterのフォロワー数が約26万人と一流タレントの規模にまで拡大した。そんな彼女が現在「若干ハゲそうなほど」悩んでいるのが“クソリプおじさん”の存在だという。

 Twitterは芸能人とダイレクトにつながることができる、つまり芸能事務所を介さずにタレント本人のアカウントにメッセージを送ることが出来る。熱いファンはタレントのツイートに、熱心にリプライを送る。それは大抵の場合、一方通行のメッセージにしかなり得ないが、タレント本人が目を通していることも多い。その目に留まりたくてわざとタレントを傷つけるようなリプライを送る悪質な輩も存在することは知られるところだ。

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 他方、悪意や目立ちたいからではなく、「良かれと思って」、タレントが困惑するようなリプライを送るファンもいるというからなかなか厄介だ。

 そういったリプを送る人は“クソリプおじさん”と呼ばれるが、倉持さんは“クソリプおじさん”にもいくつか種類があると分析。

 たとえば「自炊おじさん」。外食の写真を投稿するとジャンクフード警察よろしく「自炊おじさん」が飛んできて、「野菜が足りてないですよ」「太るよ」「肌荒れするよ」と親切心を押し付けてくるらしい。倉持さんは「自炊おじさん」に悪意がないことを理解しつつも「うるせー!」「放っといて(笑)」「それ会社の女性社員に言えるの?」と感じるそう。つまりこれもセクハラなのだが、クソリプを送る本人は全く気づいていなさそうだから相当面倒である。

 セクハラと言えばもっとあからさまなのは「おっぱい見せておじさん」。元のツイートとは関係なく「早く尻を載せろよ」「おっぱい見せて」とリプを送ってくるおじさん、論外だ。

 他のグラドルを巻き込むクソリプもあるという。他の女性タレントと写っている写真に対し、「〇〇ちゃんが一番可愛い!」とリプを送るおじさん、ある意味一途な愛情表現と捉えることもできるが、写真がタグ付けされていて、他の女性タレントの元にも一斉にそのリプが送られるため気まずいのだと倉持さんは困惑を示す。あえて「〇〇ちゃんだけ可愛くない」と意地悪する「天邪鬼おじさん」もいるらしいが、コイツももちろん論外。倉持さんは「どの立場だよ科ひと味違う俺属」と命名している。

 その他にもイベントやテレビの放送後に「今日の集客はそこそこだったね」「あそこはもっとエピソードトークしっかりした方がいい。そうしないと売れないよ?」等、謎の上から目線で語りかけてくる「プロデューサーおじさん」。「誕生日アピールおじさん」も多いそう。イベントの告知に対して「行けません」というリプを送るファンも「良かれと思って」なのだろうが、タレントのテンションは非常に下がってしまうという。

 最後に倉持さんは「聖母様じゃないから、全て平等に愛せません。モテリプを下さる方には好感を抱くし。もちろんクソリプに対してはその逆です。タレントも人間ですから」と最大の本音を投下。双方向のコミュニケーションを可能にするSNS、せっかくだからファンはこれを上手に活用したほうがいいだろう。

 また、多くのクソリプにはタレントに対する謎の上から目線が共通している。食生活へのツッコミも、「誰が可愛い」コメントも、プロデューサー気取りも、明らかにクソリプおじさんの立ち位置がおかしい。インターネット経由のコミュニケーションは距離感を錯覚してしまうのだろうか。ファンとタレントは「友達」ですらないのが事実だということを頭に叩き込んだほうがいいだろう。

(ボンゾ)