
Photo by Ludo Rouchy from Flickr
セックスをしていると、季節に関係なく汗ダクになる人も多いかと思います。私自身がそうですが、室内で適温にしていても多量の汗に加え、ベタついている気がしてしまうんですよねぇ。好きな人とのセックスは密着していたい派なのですが……猛暑だと密着度低めでもいいかなぁ~なんて日もありまして。
過去に暑い日のセックス(正常位)で、彼の額からしたたれ落ちた汗が目に直撃。「目がっ! 目がぁぁぁ-!!!」とセックスの一時中断を余儀なくされた、という苦い思い出もありました……。ということで本日は、猛暑にオススメ密着度低めのセックス体位をご紹介します!
密着度低めといえば人気体位の上位に君臨する「バック」と「騎乗位」。四つん這いで行うバックや、立ちバック、女性が男性に跨る騎乗位は基本的に密着度は低いです。でも、それだけじゃないですよ~。バックや騎乗位ほど知られていないけど、ほどよい距離感、そして快感を得られる体位があるんです。
※毎度、アクロバティック体位が入り込んでいますが、ご了承ください。
浮き橋
女性は横向きに寝る体勢で、男性は、上体を起こして横向きに寝ている女性のお尻の下に膝を入れて後ろから挿入。
男性の膝の上でふたりが前後に動いてグラグラと揺れる状態を「浮き橋」と例えています。
ちんこと膣が垂直になるように挿入できれば、深い挿入感を感じることができます。この体位は、挿入してからも調整できるので、お互いにべスポジを探すこともできる体位です。快感ポイントを1点でも、円を描くように回すのも気持ちいいポイントです!
釣瓶(つるべ)落とし
男性が膝立ちになり、女性は両脚を閉じたまま男性の肩に担ぎ上げてもらう体位です。
「なんて疲れそうな体位なんだ!」と思った方! 実はこの体位、見ためよりもラクで、男女ともに快感を得られる体位なんです。
腰の下にクッションや枕を当てて、ベストな高さにしたら自然と脚は上がります。支えている男性もそれほど腕力を使わず、挿入後も下から上へ突き上げたり、腰を回しやすい体勢(女性も腰を動かしやすい)。さらに、男性は上体を前に倒せば深くまで挿入できて、上体を起こせばGスポット刺激、と角度をコントールしやすい! 女性も腰を前後に動かしながら男性の動きをサポートしましょう。
砧(きぬた)
女性は仰向けになり、クッションや枕を利用しながら、膣が上にくるようにカラダを曲げます。男性は、女性に背を向けた状態で上から挿入。イラストを見ただけでもわかるかと思いますが、この体位は男性にとっては角度も含め難しい体位です。
しかし! この体位は密着度が低い、というだけではありません! 男性は亀頭が強く擦れる快感を、女性はお尻側を刺激され深い快感を得る。はい、両者ともに絶妙な快感を味わうことができる体位でもあるんです。
この体位はちんこの挿入感は浅いので、激しいピストンをすると抜けてしまう可能性があります。ゆっくり押し付けるような動きがベストです。ということは? この限られた動きを利用すればポルチオへの刺激も期待できます。
※ポルチオ刺激のときは、男性側が大きく脚を広げることもポイント!
一方で、クリトリスやGスポットへの刺激は難しいので、クリ好きの方は物足りないかもしれません。そして、想像よりもつらくない体位ですが(思い切り体重をかけられると腰へ負担がかかりますが)、男性は足腰の強さと、ちんこが下方向に曲げられる状態になるため、角度調整が必要になります。筋トレ気分で頑張ってもらいましょう。