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「人妻温泉」に育てられた俳優、斎藤工の“引きこもりで貧乏性な毎日”

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 そんな「人妻温泉」というかなり変化球の仕事もやっていた芸能生活であったが、九州に嫁いだというお姉さんにも自分が俳優をやっている姿を届けたいと思い、全国放送しているNHKの仕事ができるように頑張ったのだとか。晴れてNHK朝ドラの『ゲゲゲの女房』に出演したことで、お姉さんにもやっと俳優として認められたそうだ。日本テレビの番組内でNHKの話を出してしまい、タクミさんは気を遣ったのか「僕は“人妻温泉”で育ちましたから!」と、お茶目に断りを入れるのだった。

非イケメンな休日

 また、タクミさんは父親に幼少期から映画の英才教育を受けていたため、“衣・食・住”の次に映画を見るということが習慣になっているそうで、休みの日は1日に6本もの作品を見ることがあるのだとか。テレビ番組ならわかるが、映画を6本鑑賞するとはなかなかヘビーである。

 ウーハーを付けたりなど音響機材もこだわってみたりして、映画には相当のめり込んでいるようだ。けれど、その機材たちは1番安いもので揃えたのだとか。どうやら、お金遣いに関しては貧乏性らしいのだ。

「2千円以上の買い物にドキドキするんですよ!」

 と、急にカミングアウトしたタクミさん。昔、バックパッカーで旅したことを思い出してしまうらしく「タイでいう2千円は7千円くらいですかねぇ!」と、現在は日本で暮らしているのだから日本円で考えればいいのに、なぜかタイのお金に換算しちゃうのであった。

 普段のタクミさんは、お酒も飲まず、ご飯も外に食べに行かず、映画を見ながらチキンラーメンを食べるだけという引きこもりがちな生活のため、唯一の会話がコンビニ店員だけという日もあるそうだ。その日初めての会話がコンビニ店員とになった場合は、タンが絡んだり、カミカミになるのだとか。だから、レジで並んでいる時に喉を潤して準備を整えたりするそうだ。どんだけ口の中カラカラなのよ……。彼にとっては店員さんにお弁当の温めを頼むのさえも一苦労なのである。

 そんなふうに、お酒が弱くて休日に引きこもりになるわりには、仕事で一緒になった女芸人のニッチェらが開催している“阿佐ヶ谷会”という芸人飲み会にガッツリ参加しているそうだ。お笑い芸人でもなく、阿佐ヶ谷の住人でもないのに、タクミさんだけが皆勤でその会に出席しているのだとか。

 タクミさんは、かつて「人妻温泉」でレッド先輩と出会ったことで、お笑い芸人をとても尊敬するようになったらしい。なので、タクミさんの中で芸人と触れ合える“阿佐ヶ谷会”に参加することがとても大切な時間なのだそうだ。仕事が忙しくて1時間しか“阿佐ヶ谷会”の場にいられなくても、帰りのタクシー代が異常に高くなっても、「得るものがあります!」と断言していた。そこでは「無茶ブリを全力で返す」という芸人技も学べるのだとか。おーい! アナタは俳優さんですよね~?

 番組終盤では、“逆立ち”が日々の日課であることを明かしていた。地方に撮影に行った時なども、ホテルで逆立ちをするそうだが、浴衣の下には何も下着を付けないらしい。身長が高いため、部屋の高さが足りない時には通路などに出てやることがあるそうで、ちょっとした露出狂になるようだ。危険キケン! 以前、後輩の俳優にその現場を見られたこともあったのだとか! その後輩にとってはトラウマばりの光景だったのではないだろうか……? タクミ先輩、パンツぐらい履いて下さいよ~!

 そして、エンディングで実際に得意の逆立ちを披露してくれたタクミさん。上田に足を支えてもらい綺麗な姿勢の逆立ちをしながら、カメラ目線をキメていた。自宅では、その状態でテレビを見たりするらしい。背後で足を支える上田から「今後どんな役とかやってみたいの?」と質問されると、タクミさんは頭に血が登ってしまったのか、“阿佐ヶ谷会”での無茶ブリの特訓成果が発揮されたのか、

「重力に逆らって行きたいですね~!」

 と、トンチンカンな回答をしちゃったのであった。大丈夫かな……、なんだか今回の放送でいろいろと“変な人オーラ”が出て来ちゃったけれども。来年からNHKのドラマ出演オファーが減らなければ良いのだが。ひとまず、“阿佐ヶ谷会”で鍛えられているという“無茶ブリ対応力”が、これからの出演作品でどんなふうに活かされるのか楽しみである。

■テレ川ビノ子 / テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!

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テレ川ビノ子

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