連載

念願の「遠隔バイブ」デビュー! ラブグッズ好きの40代後半紳士とファミレスで…

【この記事のキーワード】

遠隔操作バイブ、デビューその実力は…

 それから白雪とソアラ君は、サイト上で何度も入念な打ち合わせをしました。「ただのバイブじゃつまらない」ということで、買ってもらうのは『遠隔操作ができるバイブ』に決定♡

 私、一度やってみたかったんですよ~。スイッチを入れられた瞬間、勝手にひとりで「アッ、ああ~!!」と悶えちゃうヤツ。足がガクガクしてきて、「も、もうやめてください……」と涙目で懇願すると、ソアラ君はにやりと笑って、止めるのです。そしてすぐにスイッチオン!「もう、だめ。イッちゃいます。お願い、やめてェ!!」こういうのをやりたかったわけですよ。

 当日は、田舎者の味方、国道線沿いのファミレスで待ち合わせをすることになりました。指定された席に向かうと、ネイビーのインナーにテーラードジャケットを羽織ったナイス・ミドルの姿が。英字新聞とか似合いそうなおしゃれな男性です。

 まずは、アイスの乗ったカフェラテを注文して、まったりとトーク開始。とはいえ、私たちは『ラブグッズ』愛好家。自然と話の内容はラブグッズになっていきます。他のお客さんとイイ感じに離れていることと、私たちの席が端っこにあるボックス席ということもあり、気兼ねなくエッチな話で盛り上がることができました。

白雪「私、一昨日○○っていうグッズ(バイブ)を買ったんだけど、静音っていうわりにはモーター音が大きくて、夜中にするのは気が引けるんですよ。クリに当たる感じはパワフルで気に入ってるんですけど……」

 こんな話をする私もどうかと思いますが、彼はニコニコと相槌を打ちながら、最新のラブグッズについて教えてくれました。ソアラ君のオススメは、ドイツ製の特殊な空気圧力テクノロジーを採用している『吸い出す』ような感覚が得られるという口紅型バイブ。お値段は16,200円……高えええ!!! それをおねだりすればよかった、と内心ゲスいことを考えていると、ソアラ君がおもむろに茶色い紙袋を取り出しました。

ソアラ君「これ、例のアレなんだけど。今、つけてみて?」

 え。今? NOWでつけろと? 一瞬、恥じらいの感情が沸いたものの、確かにこれこそ私がやってみたかったプレイです。気分は新人のAV女優。こくり、と頷き、トイレに向かいました。

 トイレで紙袋を開くと、パッケージには『Gスポットを狙い撃て!!』というカッコいいキャッチコピーと共に、紫色のチンコの形をしたバイブがぶるぶる震えている様子が描かれていました。こ、これよ、この感じ。これから得られるであろう、快感を予感して子宮がキュンキュンするゥ!!

1 2 3 4

白雪魔夢子

大学卒業後、プロニートとして活動。毎日15時間オンラインゲームをして、ギルドマスターまで上り詰める。しかし、三十路を過ぎ、ふと「私。もしかしてやばい奴なんじゃ?」と思い直す。その後、奮起し、出会い系サイトに登録。『どうしてそうなった』という忠告はおやめください。