実際、上原のブログを見てみると、TENNさんの母を「大阪の母」と呼んで慕い続けてきたことがわかる。今年の正月にも、「大阪の母から、御節を届けていただきました!(中略)お雑煮用に白味噌やお野菜、すべての具材も小分けにして送っていただいたので、出汁をとり、作りました」と、ある。さらに上原の34歳の誕生日には、こんな言葉を贈られたそうだ。
「大阪の母からも
素敵なメッセージをいただきました
『過去には帽子を脱いで
敬意を表し
未来には上着を脱いで
立ち向かいなさい』
寒い時に生まれた
私たちは、きっと誰より
春の輝きを待っている
お母さん、ありがとう」
(上原多香子ブログより:http://ameblo.jp/takako-uehara/entry-12238322168.html)
一連の騒動を見ていると、上原には罪悪感や後ろめたさが一切なかったのかと不思議に思ってしまう。
そしてもう一人、同様に不思議な感情を向けざるを得ないのが、先月まさにリアルタイムの不倫騒動で話題の人となった元SPEED今井絵理子(33)だ。TENNさんが亡くなった際、すぐに上原のもとへ駆けつけたSPEEDメンバーは今井だけだったが、今井も件の「遺書」をその場で読んだのだという。もしかしたらそれ以前に上原から恋愛相談として話を聞いていたかもしれない。
そんなあまりに悲しい出来事を目の当たりにし、配偶者に裏切られた者の苦しみを知ったであろう今井。また、彼女自身も結婚中、前夫がグラビアアイドルとの不倫を報じられたことがあった。それでも、“好意”は抑えきれなかったのだろうか。
(犬咲マコト)
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