
Photo by Allan Bergman from Flickr
人間の三大欲求のひとつである「性欲」。性豪という言葉があるように、そのレベルには個人差がありますが、一般的に男性の性欲は10代後半をピークに衰え始めるそうです。
前回はソープランドに勤務するアンナさん(23歳/仮名)に、風俗遊びをする“若者”について教えてもらいましたが、彼女いわく、風俗店には「60歳~70歳のお客さんもいらっしゃるし、80歳オーバーのおじいさんも全然来る」そう(すごい!!)。減退していくとはいえ、性欲が“尽きる”ということはないのかもしれません。
それでも、若かりし頃と同じようなプレイができるかと言ったら、おそらく違うはず。今回も引き続きアンナさんに風俗にやってくる高齢の男性客について、いろいろ教えてもらいました。
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おじいさんだって元気です
必ずしも絶対ではないかと思いますが、風俗のサービスは“チンコをヌクこと”が前提にあります。風俗店の中には、「時間内無制限発射(時間内であれば、何回でも射精して良い)」を売りにしている店があるほどです。しかし、男性器は加齢と共に、“勃ちが悪くなる”と聞きます。
「加齢によってチンコの勃ちが悪くなったと嘆く男性客は結構いらっしゃいます。だいたい40代後半から50代ごろから、そのように自覚する方が多いですね。『もう歳だから、あんまり勃たないかも~』と自己申告する方も多いです。男性のアレって、性欲があっても結構メンタルに左右されるみたいなのでなんとも言えませんが、まだ30代なのになかなか勃たないってこともありますよ」
男性のアレは想像以上に繊細なよう。となると、高齢のお客さんはもっと勃たせるのが大変そうですが――。
「60代くらいまでは、ギリ挿入できるレベルまで勃ちますが、それ以上になってくるとフェラや手コキは気持ちいいんだけど勃たない、という場合が多いですね。ソープだけど、本番まで持ち込めないことも多いです。だから、大体のおじいさん客はヌくことよりも、若い女の子と触れ合うことを楽しみに来ている印象です」
でも、中には「若い時の感覚を取り戻すかのように、何が何でもヌキに来る元気なおじいさんもいらっしゃる」とか。
「身体はヨボヨボなんですけど、チンコがギンギンなんですよ。おそらくバイアグラ的な、勃たせる薬を飲んでいるんだと。おじいさんではありえない勃ち方をするんですぐわかります。ギンギンすぎるんですよ。でも、腰を振る元気まではなかったりするので、騎乗位や手コキで終わる場合が多いですね。ああいう薬って身体に負担があるみたいで、イった後に“逝っちゃいそう”になるくらい脱力しているおじいさん客もいますね」
風俗はそれなりにお金がかかる遊びなので、不発で終わるくらいなら、薬に頼りたいのかもしれません。アンナさんは「おじいさん客が射精すると、よくわからない達成感がある」と語っていました。