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タトゥーって見せちゃダメなの? 元KAT-TUN田中聖の“タトゥー隠さず甲子園”で批判殺到

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田中聖オフィシャルブログより

田中聖オフィシャルブログより

 13日、KAT-TUNの元メンバー・田中聖(31)が全国高校野球選手権に出場している弟・彗さん(3年)の応援のため、甲子園球場に駆けつけた。二松学舎大付(東東京代表)の投手である彗さんは、勝利した明桜(秋田代表)との2回戦で、9回に登板。田中はチームカラーの緑のシャツを着て応援し、スポーツ誌には、メガホンを手に笑顔で応援する田中の写真が掲載されている。

 弟想いの良き兄貴っぷりを見せた田中だったが、ネットではまたもや叩かれてしまっている。田中がタトゥー入りの両腕を隠さずに応援したためだ。

 ジャニーズ事務所は“タトゥー禁止”と言われているが、田中のタトゥーはKAT-TUN時代からあったと見られている。退所後は隠す必要がなくなったのか、田中自身も気にせずタトゥーの写真をブログなどに上げてきた。タトゥーは肩から二の腕にかけて、胸元、下腹部、太ももなど、数カ所に入れているようだ。彗さんの応援時には、半袖のシャツから腕のタトゥーがよく見えていた。

 それが“高校野球”という場にそぐわないとして、「場違い」「甲子園というイメージに合わない」「なぜ隠さない」という批判が上がっている。

 日本では「刺青=暴力団」のイメージがあるため、日本人がタトゥーに抱く印象はあまり良くない。また、芸能界では酒井法子(46)や清原和博(49)、押尾学(39)といった、薬物に関する事件・騒動を起こしたタレントたちにもタトゥーが入っていたこともあって、タトゥーを入れている人たちに対する不信感はいっそう強まっている。かく言う田中も今年5月に大麻所持で逮捕され、その後不起訴処分となったばかりだ。

 といっても、タトゥー=違法薬物ではない。芸能界でもそれを取り入れているタレントは多い。

 安室奈美恵(39)や浜崎あゆみ(38)、EXILEATSUSHI37)やTAKAHIRO32)といったアーティストがタトゥーを彫っているのは有名な話。モデル界でも水原希子(26)が脇腹に花柄のタトゥーを入れていて、道端アンジェリカ(31)も手首や足首といった数カ所にタトゥーがある。

 女優の宮沢りえ(44)も、左肩に小さな折り鶴のタトゥーが入っている。イクメンで知られるつるの剛士(42)も、左腕に小さな星のタトゥーを入れている。昨年ブレイクしたディーンフジオカ(36)も、左腕に獅子柄のようなタトゥーが。最近では、メイプル超合金の安藤なつ(36)も腰に羽のタトゥーがある。

 また、夫婦でお揃いの刺青を入れているのは、木村拓哉(44)と工藤静香(47)夫妻。足首にお揃いのデザインのタトゥーを入れている。森三中の大島美幸(37)と放送作家の鈴木おさむ(45)夫妻も、背中に「美幸」「osamu」と互いの名前のタトゥーを入れている。

 スポーツ誌の取材に応じた彗さんいわく、田中は弟の試合前や試合後など、必ず応援のメッセージを送っているそうだ。今なお、タトゥーひとつで「場違い」とまで批判し排除する向きがあることは残念だ。