今は早乙女太一さんの弟で12歳年下の早乙女友貴さんと結婚してだいぶ落ち着いた(!?)ようだけど……言い方は悪いんだけど、昔は“SPEED内の腫れ物”として扱っていた人たちも多かったの。記者にも上から目線でタメ口ってことも多かったしね。
で、一番の人徳者は誰かというと、どこの誰に聞いても仁絵ちゃん! 1999年の『24時間テレビ22・愛は地球を救う』(日本テレビ系)で仁絵ちゃんがチャリTシャツのデザインを担当して会見を開いた時には大勢の取材陣が集まって、アツもまだ持ってるけど、ピンクのハートが散りばめられた「いかにも仁絵ちゃんらしい愛いっぱいのチャリT」が大評判で、みんなで買って日本武道館にも着て行ったのよね。
この間、『24時間テレビ』関連の番組でその会見の映像が流れていたんだけど、若かりし日の今井議員や多香ちゃんのあどけない顔も映っていて、時の流れってなんて残酷……って、ちょっと思っちゃったわ。仁絵ちゃんが描いたあのハートのかけらはどこに散らばって行ってしまったの~?
解散してから何度か再結成して、今でもSPEEDは一応、続行中のグループなんだけど、一度目の解散後、それぞれがソロ活動を始めたわよね。でもまぁ、全盛期のような華々しい活動は聞こえてこなくて、私たちは女優として活動を始めた多香ちゃんしか接する機会がなくなっていったの。