
現在のT.O.Pとからむのは、メンバーひとりだけ。BIGBANG公式HP
韓国の男性は軍隊に行くことがマスト。国外で稼ぎまくってお国に貢献している、売れっ子芸能人といえども逃れることはできません。とはいえ、誰もがラクしたいのもまた事実。そのため、芸能人は一般の兵士に比べて楽な“芸能兵”(広報や慰問の仕事につく兵士)になりたがっていました。
“いました”と過去形なのはこの制度が廃止されてしまったから。2013年、韓国最大手芸能事務所のYGエンターテインメントに所属していたSE7ENが性的サービスを含むマッサージ店に行ったことで、世論に火が付き、“芸能兵”が廃止される事態に。「SE7ENのせいで楽できなくなった」とブーたれる後輩アイドルもいます。
行き場を失った芸能人が目をつけたのが警察の広報団です。“芸能兵”の廃止後、軍隊に代わる“義務警察”という仕事に属する警察広報団の人気が高まり、我らがチャンミン(東方神起)を筆頭に、多くのトップアイドルが警察広報団を目指すようになりました。ところが、この警察広報団のお仕事もなくなるとの噂に、芸能人はみな戦々恐々としているんだとか。
T.O.Pに後輩からの恨み節が
「原因は警察広報団として働いていたT.O.P(BIGBANG、YGエンターテインメント所属)にあります。大麻によるキメセク(あくまで問題はキメセクではなく大麻吸引ですが)により、今年7月20日、彼に懲役10カ月、執行猶予2年の判決が下りました。そしてその数日後、この広報団の廃止が発表されたのです。これは“大麻をやって、警察の広報やるのかよ? 結局、芸能人にロクなやついねぇなぁ”という世論の反発をくみ取ってのもの。来年から広報団の新規採用はないといわれ、ラクできる道をまたまた塞がれた後輩芸能人からは『SE7ENの次はT.O.Pかよ。さすがYGエンターテインメント』との声が聞こえてきます」(韓流雑誌編集者)
後輩からもディスられ、しょんぼりとするT.O.Pに寄り添うのは、かつての仲間でした。
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