カラダ・美容

膣丸出しで観察された…「粉瘤」を婦人科で処置したレポート

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Photo by óskar elías sigurðsson from Flickr

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「粉瘤(ふんりゅう)」って知っていますか?

皮膚の良性腫瘍なのですが、現在、自分で気付いているだけでも顔にひとつ・左のそけい部付近にひとつの計2つの粉瘤がおります。なぜ粉瘤が出来るのか……皮膚科医には、「ひとことでいうと“体質”だね」といわれました。「体質なら仕方ない」と受け入れるしかないですね。

ニキビと間違えられやすい粉瘤(別名:アテローム)

見ためはニキビに似ているため、ニキビだと勘違いする人が多いと思います。私も粉瘤という存在を知ったのは10年ほど前に左のそけい部付近に出来た時ですが、振り返ってみると10代の頃、耳のうしろに登場⇒自然消滅⇒(数カ月~1年後に)再登場⇒自然消滅……と繰り返したことがあるのですが、ニキビだと思い、ニキビ用の塗り薬やサプリメントでケアをしていましたが、全く効果がありませんでした。

*粉瘤 :皮膚の内側にある「嚢胞」と呼ばれる袋状になった部分に老廃物などが溜まる

*ニキビ:皮脂が毛穴に詰まってできる

思い返せば、耳の後ろに出てきたのもきっと粉瘤だったので、ニキビケア用品をどれだけ使っても効果を発揮しないはずです。

◆見ため&感触

粉瘤が小さいうちは、ニキビと見分けをつけるのは難しいかもしれませんが、大きくなってくると、膨らんでいる真ん中に、開口部と呼ばれる小さな黒い点がポツンとあることが多く見られます。触った感触は皮膚の下にドーム型のようなしこりを感じます。

自分で治す方法は……ない!

粉瘤は、自然に消えることはなく、少しずつ大きくなると言われていますが、私の耳の後ろのように、しこりがなくなることもあります。ただ、これは嚢胞がおとなしくしている、というだけです。

※基本的に粉瘤は、嚢胞を取り除く手術をしなければ完治しません(再発の可能性はゼロではありません)。

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