
襷坂46『真っ白なものは汚したくなる』 (Type-A)
現在、アイドルグループ「欅坂46」のセンター・平手友梨奈(16)の「胸をさわった」というファンのツイートが拡散されている。
平手は、8月27日、都内で開催された10代アーティスト限定の音楽フェス『未確認フェスティバル2017』に登場。同フェスの応援ガールを務め、開会宣言を行った。さらに、来場者がいる会場の外に現れ、しばしファンと交流したようだ。Twitter上には、ファンとピースする平手の写真が出回っている。
平手の登場に群衆も興奮したのだろう、中には人が集まりすぎて平手とファンの身体が密着している写真も確認できる。その写真に対し、「軽めにちっぱい触ったけど平手テンション高くていけたwwwwww」とリプライするファンが現れて(現在は削除済み)、瞬く間に「平手の胸がオタクに触られた」というウワサが広まってしまった。
公式な被害報告はないため、平手が本当にセクハラ被害を受けたかは不明。そもそも、胸を触ったという報告はウソだったという見方もある。平手はフェスの閉会式で「同世代の皆と一緒の時間を過ごせたことがすごく楽しかった」と笑顔を見せていたので、セクハラ被害を受けていないと思いたいが。
襷坂46といえば、6月に開催された握手会で24歳の男が平手と柿崎芽実(15)のレーンに火をつけた発煙筒を投げ込む事件が起きたばかり。しかもその男は果物ナイフを所持していたとして銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕された。例の“密着写真”についてだが、撮影時の様子を収めた動画がネット上にアップされている。ファンの1人が撮影をするために「みんな入れー!」と言ったことで、平手の周りのファンが密集することとなってしまったようだ。平手の横には、男性スタッフ1名が付いていたのだが、それを制止しようとはしていなかった。
このイベントは10代アーティスト限定の音楽フェスで、来場者は平手とほぼ同年代ということもあってか、平手本人は笑顔を浮かべていたが、握手会の事件もあったことから、「発煙筒の件もあったことだし警備があまりにも緩すぎる」「メンバーの安全性を考慮しながらやるべき」「運営はこの前の握手会のことをもう忘れたのかな」と運営側の危機感のなさに苦言を呈す声もある。
現に“ファンとの距離が近かった”ため、起きてしまった事件もある。2012年、ももいろクローバーZのライブで客席の間を駆け抜けるパフォーマンスを披露した際、当時17歳の玉井詩織の身体に通路側のファンの手が殺到。顔や腕や胸を触られたという騒動が起きている。そのライブ会場は、客席通路が狭かった上に、フェンスなどの設置もしておらず、手を伸ばせばすぐアイドルに触れる状態だったという。
今回は平手が楽しそうだったから良し、とする声も多いが、今回のような状況下では重大な事件が起きる可能性もなくはない。これだけ多くのメディアに出てファンとアンチの両方がいる存在である以上、こうした場面では警護などの予防措置が必須だろう。