こんにちは! エッチな小説デビューは小学六年生の時だった、白雪魔夢子です。『表紙がドスケベじゃない』という一点だけで選んだその小説は、隠語が入り乱れた、いわゆる『言葉責め』を多用する作品でした。小学生の私には『悶える』『痺れる』『勃起』と、かなり読めない漢字があったのですが、それでも時折、出てくる「ああッ」とか「いいッ」とかいうセリフだけで濡れたのを覚えています。
言葉責め……。大人になったら、私も「種付けしてやるッ!」とか「孕めェッ!!」とか言われながらセックスされるものかと思っていましたが、リアルではそんなこと滅多にないんですよね。私も言葉責めをされながら、思いっきり突かれたい♡ と思っていた時に、こんなメッセージが届きました。
『はじめまして、魔夢子さん。僕は大人の出会いを探しておりました。僕は官能小説を読むのが好きで、自分で執筆もしています。魔夢子さんに興味があれば、セックスをしながらエッチな言葉で責め続けることも可能です。いかがでしょうか?』
彼の名前はH君。プロフには30代中頃とあり、写真はなし。希望する相手の年齢は『18~19歳』、希望する体形『ナイスバディ』というところから、だいぶ夢見がちな男性とお見受けしました。白雪は32歳。体重は60キロ強。彼は私を見ても臆することなく、イマジネーションをフルに使った言葉責めをしてくれるのでしょうか。