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「私が攻めてばっかり」…受け身セックスのマグロ男子をトビウオ男子に変えるには!?

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Photo by craig Cloutier from Flickr

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先日、セックスレス・セックスフルについてお伝えした記事で、「セックスをしたくない」20代~40代男性が最も多く挙げた理由は「面倒くさい」でした。これはセックスレスの理由だけでないような気がします。というのも、以前、知り合いの20代後半のイケメン・童貞男子の話を聞いたところ、「彼女を作るとか、デートとか……考えるだけで面倒くさい」「性欲はオナニーで十分」、恋もセックスも「面倒くさいから、必要性なし」という回答でした。

しかし、意識的に童貞を守っているわけではないというので、私が「まぁ、(女性とセックスしたくなったら)風俗のソープ店に行けばいいしね」と言うと「それは、好きになった女性とシタい」というからおったまげ~。「オマエが1番、面倒くさいわ!」と言葉を飲み込みながら、こういう男性も少なくないんだろうなぁと感じたのでした。そして、このような男性と付き合ったところで、お互いに気持ちいいセックスが出来るのだろうか……と調べてみました。

“受け身男子”に悩む女性多し

セックスにかける時間や労力を面倒くさいと思う男性は、いざセックスをしていても、相手任せ。「全く動いてくれない」「いつも私がエクササイズ状態」と、受け身の彼氏“受け身男子”に悩む女性、いるんです。中には、「いつも騎乗位か座位。“疲れた”というと“頑張って”と返ってくる」と……。いやはや、“受け身男子”なんて生ぬるい表現ではなく、以下、“マグロ男子”と呼ばせていただきます。

恋人との付き合い方やセックスのスタイルは、カップルによって違います。受け身の彼が可愛い! という女性もいると思いますし、終始自分好みのセックスが出来ると考えれば、相手がマグロ男子であることはメリットなのかもしれません。相手とのセックスが、快感や充実感に満たされているのならいいですが、不満を抱えるセックスはストレスになります。

ふと思ったのは、“受け身”といっても、いくつかの種類があるはずだということ。細かく分ければキリがないかもしれませんが、思いつく受け身タイプをザックリと分けてみました。

*「俺さえ気持ちよくなれればOK」…自己中男性

*「いつも彼女が動いてくれるから」…甘え男性

*「攻め方がわからない(テク不足)」…自身なし男性

*「セックスが面倒くさい」…性欲なしorマンネリ男性

「俺さえ気持ちよくなれればOK」の自己中男性 ⇒ちょっぴりS気分で、導く!

セックスにおいて、「相手の快楽より、俺の快感」のような自己中を発揮する男性は、ちんこに往復ビンタしてお別れしてください! が本音ではありますが……。前戯~挿入中、女性側が積極的に動いているときも相手は両手がフリーの状態……ということも少なくないでしょう。フェラや手コキなどの前戯・愛撫のときや挿入中も、相手の手を取って、自分の胸や腰、クリなど触ってほしいところへ導きましょう。

さらに、相手の手の上から自分の手を乗せて、動かし方も無言でレクチャー。にも関らず、手(指)で愛撫をしてくれないようなら、奉仕中の愛撫やピストンもストップさせて「動かしてくれないなら、私も動かしてあげない」スタンスでいきましょう。腹を割って「私も愛撫されたいんですが」と話し合いに移行しちゃってもいいんですが。

「いつも彼女が動いてくれるから」の甘え男性 ⇒騎乗位スタイルで停止してしまえ!

女性主導の体位なのに、動かないという作戦です。女性が上に跨った時点で、マグロ男子は「お願いしまーす」と、動かない気満々でしょう。今まではその要望に応えて、上下・前後とピストン運動に励んでいたかもしれません。今後は、挿入後に少しだけ動いたら、そのまま彼の方へ倒れこんで動きをストップさせちゃいます。早々に男性が下から突き上げることを「せざるを得ない」体勢にチェンジ! マグロ男子が「あれ? どうした?」と聞いてくる可能性も大ですが、「疲れちゃったから、下から動いて」と直球でお願いしてみては……?

「攻め方がわからない(テク不足)」の自身なし男性 ⇒自分が触ってほしいところを攻める!

攻める楽しさや、自分のテクニックで相手を喜ばすという快感を知らないゆえに、受け身になってしまっている場合もあります。だからといって、「ココをこうして~」とレクチャーされると、ますます受け身になってしまいそうなので、彼の性感帯を刺激して自分にさせる方法をお試しください。たとえば自分が舐めてほしい舐め方で相手の乳首を攻めて、「私も同じように舐められるの好き」と伝え、自然と“リピートアフターミー”の流れにしましょう。「習うより慣れろ」ですね。

「セックスが面倒くさい」の性欲なしorマンネリ男性 ⇒刺激的プレイで、性欲スイッチを押す!

セックスという行為が面倒になってしまっている男性……もう、まず女性がキッカケを作るしかありません。性欲そのものがわかない、勃起もしません、というならこの限りではありませんが、「マンネリが原因」の場合は、いつもと違う刺激的なプレイを提案することでノってくることを信じて……。オススメなのは「目隠しプレイ」! この時、間違わないでいただきたいのは、アイマスク(身近にあるフェイスタオルでもOK)を巻くのは女性側です。女性が目隠しをして見えていないわけですから「俺が動くっきゃない」とマグロになっている時間なんてない状態にして、「面倒くさい」を「刺激的興奮」で上書きしちゃいましょう。

結局、セックスにおいて、受け身のマグロ男子を変えるためには、最初は女性側が主導権を握って導いていく必要があるのだと思います。攻めの楽しさを知ったマグロ男子が、トビウオ男子に変わりますように……。

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。