カラダ・美容

オナニーの下準備とは? 感染症を引きこす「不潔な手」、生理中のオナニー注意点は

【この記事のキーワード】
Photo by angrylambie1 from Flickr

Photo by angrylambie1 from Flickr

セックス前はお風呂に入って、手洗い歯磨きまで念入りに清潔な状態でスタートする方も多いかと思います。では、「さて、オナニーでもしよっかな~」そう思った時はどうしていますか? なんとなく陰部を触ってスタートしてしまってる方、いませんか? そして気持ちよくなってそのまま続行してしまっていることもあるのではないでしょうか。

不潔な手と陰部は、炎症を引き起こす

不潔な状態のオナニーは禁止してください。「ちゃちゃっと、軽く触るだけだから」という場合も厳禁です。一見、汚れていないように見える手もばい菌だらけですし、陰部は非常にデリケートな皮膚や粘膜でできています。ちょっとした刺激で傷つきやすいのです。

もしも、傷から雑菌やばい菌が侵入した場合、以下の感染症や炎症の原因になってしまいます。陰部の炎症は侮れません。なかなかツラいものがありますよね。

*カンジダ膣炎:外陰部がかゆくなる

*トリコモナス膣炎:陰部のかゆみ・悪臭

*非特異性膣炎:悪臭のする膿状のオリモノがでて、外陰部がただれる

*感染性外陰炎:最近の感染が原因で痒みと赤い腫れ

*尿道炎・膀胱炎:尿道から大腸菌などが侵入することで、排尿時の痛みや血尿がでることも。

生理中は、自分のカラダを気遣うこと

生理中にムラムラしてしまう方もいるでしょう。外部を触る程度のオナニーは問題ないと思いますが、外からの雑菌に対する自浄作用が落ちている状態です。通常は、細菌やばい菌を外に排出してくれる膣内も、排出する力がなくなり、特に病気を引き起こしやすいことも覚えておいてください。

オナニー環境や使用グッズもチェック

手と陰部周りを洗うだけではなく、長い間洗っていないシーツの上なども要注意! 布団やマットレス、枕といった寝具は、就寝中の汗を吸収し、カビ・ダニが発生し活発に活動しやすい状態になっています。下半身の部分だけでも綺麗なタオルを敷いて行うなど、対策したほうが良いのではないかと最近思うんですよね。

バイブなどの道具だって……。不思議なもので、引き出しの中にしまっていても、チリやホコリは積もっていきますよね。専用のケースに保管している場合はともかく、前回の使用後にきちんと洗ったとしてもケースや布などにくるまず保管している場合、ホコリが付着します。はじめる前にザッと水洗い、または拭き取り作業を行ったほうがいいでしょう。

オナニー直後の就寝もやめて……

オナニーが終わったあとのほどよい気だるさに身を任せてウトウト、ぐぅ~、キモチイイですよね。でも、愛液を放置して眠るのも実は、よくありません。

シャワーやお風呂で洗い流すことが理想的ではありますが、せめて、手洗いと陰部はウォシュレットを利用して清潔な状態に戻すことをお忘れなく。

感染症や炎症は、完治するまでに時間がかかってしまうこともありますし、通院をする羽目になります。清潔なオナニーは、自分の意識だけで実践することができると思います。自分で自分のカラダを痛めつけないよう、清潔で気持ちいいオナニーを心がけましょう!

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。