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こんにちは、「ラブリーポップ」のリンと申します。
このコラムでは、女性専用のアダルトグッズショップ・ラブリーポップでの日常や、女性の性の動向、最近のセックスのトレンドなどを読者の皆様にお伝えしていきます。
さて今回のテーマは「恋の効用」です。
読者のみなさんはラブリーポップを利用するお客さんは若い方とイメージしている方が多いと思います。
意外かもしれませんが、ラブリーポップを利用される60代、70代の女性も少なくありません。リンも最初に60代の方を接客した時はビックリしました。
でもそれは“偏見”だったな~って今では思います。だって老人になったら恋しないなんて、私たちの思い込みだよね。
子供も自立して、孫もできて、“自分の人生”だけを考えられる余裕が生まれた時に、人が向き合うのは“幸せになること”なんだとお客様から教えてもらいました。自分の幸せって人によって違いはあるけど、その中のひとつに“豊かな性生活”が含まれているんですよね。
健康雑誌や新聞など何かのきっかけでラブリーポップを知った高齢女性のお客様の中には、新たな恋をしたという方も少なくありませんし、親という義務や、仕事というプレッシャーから開放され、役割的な夫婦関係から、恋人のような関係に戻る夫婦も少なくありません。こうしたお客様たちとのコミュニケーションをしていくうちに、彼女たちのパートナー(高齢の男性)の欲望の大半は、「自分が気持ちよくなることは脇に置いておいて、彼女をイカせたい、気持ちよくさせたい、ということ」なのだと教えていただき、リンは感動しました。
そして女性の方もパートナーの欲望を受け入れて、バイブを購入しにくるんです。
すっごく素敵なことですよね。
彼女たちに共通することは、年齢関係なく“恋している感じ”が出ていて、色気があり、健康的でイキイキしているんですよ。
リンはそれまで若々しくいることが女の価値で、色気は若い女性の特権みたいに思い込んでいたんですけど、そうじゃないんですね。だって人生のうちで「若い」とされるのなんて20年やそこら。若くない時間の方が圧倒的に長いんですもんね。
リンはラブリーポップで働きはじめて、いろんなお客様に会い、年齢を重ねることが怖くなくなりました。
私たちも“素敵な恋”をし続けましょうね!
■ラブリーポップ http://www.lovelypop.com