
Photo by bill mulder from Flickr
先日、年上の友人女性・Mからイラストとともに「乳首が伸びてきてるし、感じなくなった」とメッセージが送られてきました。
友人Mは現在40代半ばですが、本来の乳首は、愛撫されると感じまくる性感帯だったといいます。イラストのように“今や、根元が接続していない”とのこと。いや、接続はもちろんしているけれど設地面積が狭くなったというか……。授乳経験はないMですが、セックスで乳首を激しく吸われることが多かったことは影響しているのか、悩んでおりました。
彼女のように、加齢とともに乳首が伸びて垂れてきた・肥大化してきた・黒ずんできたなど、乳首のコンプレックスや変化への不安を抱える女性は多数います。果たして伸びてしまった・肥大してしまった原因は何なのか、そして加齢で感度も鈍くなった場合は再び向上できるのでしょうか……。
セックスで伸びて肥大することも
乳首が伸びて垂れてしまった状態を「下垂乳頭(かすいにゅうとう)」といいます。なんて切ない言葉なんでしょう。どんなことがキッカケで下垂してしまうのでしょうか。「授乳期間中に引きのばされた」「加齢とともに下垂」はよく聞きますよね。しかし、授乳をしていなくても、年齢に関係なく(特別な原因がなく)、乳頭が肥大・下垂することはあるんです(乳首の色や大きさは遺伝することも多いので、個体差があります)。どの理由にしても、伸びて大きくなった乳首が完全に戻ることは難しいそうなんです。M、気を落とさないで。
ところで、友人Mのように「セックスで激しく吸われた」ことで伸びたりもするのでしょうか。かかりつけの婦人科の先生に聞いたところ、どうやらあるようです。
授乳期間のように、毎日毎日すごい勢いで吸われているわけではないのに、そこまで影響が出るもの? と不思議に感じたのですが、赤ちゃんのように数年間の刺激よりも、十年二十年と定期的にセックスで吸われまくることのほうが影響が出る可能性が高いとのこと(セックスする相手が全員「よく吸い・よく引っ張る」タイプだった場合と仮定しましょう)。
引っ張られた乳首が自然に戻ろうとする⇒また吸われる⇒乳首頑張る⇒また引っ張られる……乳首の治癒力を発揮する前に吸われ・引っ張られることを繰り返していると自然治癒力は期待できなくなる……と。
乳首が伸びてしまうということを知らずに力強く吸引している男性も多いようなので、「伸びてほしくない」と思う女性は、乳首は伸びてしまう・肥大してしまう説明をして「乳首を愛撫されるのは好きだけど、吸われると痛い」旨を伝えたほうが良いのでしょう。
そもそもちゃんと性感帯を理解していれば、チュッパチュッパ吸わなくても、強く引っ張らなくても気持ちいい愛撫が出来ます。オナニー時の指の動きを舌でしてもらうだけでも十分気持ちいいです。
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