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クリぼっちorクリ充、あなたはどっち? 私の聖夜はお仕事です(涙)

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めりークリすます!

めりークリすます!

−−かわいすぎるトップAV女優・紗倉まなが、その熱しやすく冷めやすい「金属系女子」ならではの感性で、「愛について」考察していきます!

 もういくつ寝ると~お正月の前にクリスマス~♪

 ついに……『年間ビッグ3イベント』にも入るあの『クリスマス』さんが、全力疾走をして私たちのところへやってきましたね……!

 カーネルさんが全身にクリスマス衣装を纏い チキンを持っているところを見ると……あの柔和で人の良さそうな顔立ちも、悪意が満ち溢れた『ダークカーネル』さんに見えてしまうのは、私だけでしょうか……?

 クリスマスの予定話が街中でも飛び交う中で、私の今年2013年のクリスマスの予定はといいますと……(誰も気にならないよ。とか言わないでくださいね)

 なんと……ふふふ。ふふふふ。

 メリ~AVマス~!

 そう、撮影でございます。まさに、じぇじぇじぇ~♪

 いやいや皆様、そんな苦笑しないでくださいね。そんな顔をされると胸が苦しくなってきてしまいます……。(あれ、目から水が出てきたぞ……これは何……?)

 月一回の撮影がまさかクリスマスにジャストタイミングで被ってくるだなんて、これはもう誰かの意図にはまってしまったようです(とはいいつつも快く了解)。スタッフさんから聞いた話ですが、クリスマスに撮影を入れると拒む女優さんは結構多いらしく……。

 まぁ確かに当然といえば当然の感覚なのかなあと、その時はふむふむと納得してしまいましたが……むむむ!? よくよく考えれば、せっかくのお仕事オファーを蹴ってしまうほどのクリスマスの威力ってすごすぎませんか!?

 聖なる夜だからでしょうか? いやいや、そこは性なる夜でいきましょうよ、女優の皆様! もうやだクリスマスなんて……。

 絶対権力クリスマス! 恐ろしマス! ですね……。

 ふとカレンダーを見ると、今年の12月24日&25日は平日ということですが。どこもかしこもカップルの甘い甘~い雰囲気が漂って、その匂いにまたむせ返ってしまうのかしら……。想像しては、今からメンタル面で負けないか非常に恐怖でございます。平日でも油断禁物ですね。心しなくては!

理想的なクリスマスとは???

 さてさて、こんな私事の余談をしてしまいましたが、そうです、今回の話題は華のクリスマス!

『誰と過ごし、そしてどんな場所に出かけ、何を見て何を食べるのか』

 せっかくの年末のロマンチックなイベントですし、楽しめるクリスマスを願ってしまいますよね。毎年毎年、前年を更新する素晴らしいクリスマスに巡り合えることを夢見て、この日を迎えるわけですが……。(今年はそんな夢は叶わずして、私のメリークリスマスは儚く散っていきましたが)

 私なりの“理想のクリスマス”も勿論あったりします。

 例えば……大好きな彼と、どこぞのイルミネーションを見て。
(それは東京ドイツ村でも、相模湖のイルミネーションでも、なんでもよかとです)

 そしてキャンドルの似合うレストランでワイングラスをぐいぐいと回し。
(どこかのドラマで見た事のある、あの大人な光景を実践してみたい)

 その後は夜景を一望できる高層ホテルに行って……。
(横浜とか東京タワーの近くとかいいですね……)

 高層ホテルの室内にはスケスケのバスルームがあったりして……
(「きゃっ、こんなHなバスルームある~」とか言って、こういうときだけ赤面になったりして……)

 そこにクリスマスっぽい入浴剤を入れて二人でゆっくりと浸かったり……。
(クリスマスの入浴剤が溶けてきて、水面にぽんと浮かび上がってきた小さいサンタクロースの人形なんかを見ながら、『うわあ! かわいいのでてきたぁ!』とか言いたい……)

  そんなふうにいちゃいちゃしながら過ごすクリスマスを夢見ていますが、細かい演出も含め、全部ただの私の願望ですね……。※それにここまで具体的に指定されると男性も気が重いですよね。

 毎年、異常な混み具合で私たちを窒息死させかける 某「夢の国」で過ごす方も多いとは思うのですが、私としては極力人ごみを避けて、こんなしっとりとした性なる、いや聖なるクリスマスを過ごしたいなと、よく思ってしまいます。皆様は今年、どんなクリスマスを予定されていますか?

クリぼっちの最大の敵

 先程、『クリスマスを誰と過ごし…』と書かせていただきましたが。ひとりでクリスマスを過ごすことを何というのか、私は今の今まで全く知りませんでした。

 そう、この【鳴り響くシングルベル!「クリぼっち」にオススメの過ごし方・4つ】という記事を読むまでは……。

 ほう。クリぼっち……ですか。(真顔)

 クリスマスを寂しく過ごすことを、今時では『寂しマス』と言うらしく、そんな言葉を誰かから初めて聞いてびっくりしたのも、記憶に新しいのですが……。

 一人ぼっちでクリスマスを過ごすことを『クリぼっち』というのですね。これは……今年の『こんな略語あり!? ベスト3!』に堂々と入るくらいの驚きです。

 クリぼっち。何度聞いてもクリぼっち。仏の顔も三クリぼっち。やはりこの言葉の響きを含め、狙っているのでしょうか? それともこれはやはり職業病なのでしょうか?

 ものすごく『クリぼっち』が卑猥な言葉に聞こえてしまって仕方ないのですが……照(赤面紗倉の登場)。

  でもこんな言葉が出来て確立しているということは! そして『クリぼっち』と、普通に会話の中で使っている人が この世にいるということは!

 これはつまり、「ひとりでクリスマスを過ごすということが正式に認められつつある」とも捉えられるのではないでしょうか……?(ポジティブすぎますかね?)

 正直、私も危うくクリぼっち未遂だったわけですし。「ラーメンをひとりで食べに行く」とか、「一人カラオケに行く」とか、そういう類と一緒の括りになりつつある……ということなんだわ、きっと。(確信)

 愛しの彼や旦那さんと過ごすのは勿論のこと、友達(※セフレというジャンルの友達も含む!)と過ごすのもあり、家族と過ごすのもあり、わんちゃんや猫ちゃんと戯れながら過ごすのもあり、そしてそして……ひとりで過ごすのもあり! いいじゃない、 THE・クリぼっち!

 そうそう、この記事を見てて「確かに!」と激しく同意する箇所があったのですが、やはり快適なクリぼっちを過ごす上で、「SNS」というのは最大の敵ですよね。楽しそうなクリスマスの様子を生中継する『クリ充』の皆さまの投稿には、情緒不安定に陥る病的な作用がありますしね……。さっきまで満喫していたクリぼっちのひと時を吹き飛ばしてしまうほどの勢いがある、「惚気のつぶやきオンパレード by Facabook。これを見てしまったが最後、やっぱり寂しく感じずにはいられなくなってしまうような気がします。

 真のクリぼっちとは 何にも縛られずに自由であるべきだ! と、恵比寿の中心で叫んでみる紗倉でした。

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紗倉まな

高等専門学校の土木科出身。18歳の誕生日の翌日に事務所に応募し、所属が決定。2011年にイメージビデオデビュー、翌年2月にAVデビューするや否や人気沸騰! SOD大賞2012では最優秀女優賞、優秀女優賞、最優秀セル作品賞、最優秀ノンパッケージ作品賞などなどを総なめで6冠を達成する。『ゴッドタン』キス我慢選手権でも「かわいすぎる」と話題☆

紗倉まなの工場萌え日記