インタビュー

私が出会ったダサいチンコ!! 親指ドヤ男・靴下クン・真珠野郎に12時間連続挿入男も

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Photo by daniel julià lundgren from Flickr

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  クリトリスの位置を探り当てることができず、「恥骨」をクリと勘違いして愛撫し続ける男――。こんな恐怖の都市伝説のような存在を連載コラムに綴り、反響を呼んだオトナのオモチャ愛好OL・桃子さん。そんな彼女と、「AV女優」「愛人の実態」「芸能人のヒドイ素顔」などを好奇心のままに潜入取材し続けるアスモデウス蜜柑さんが、お正月スペシャル企画に参戦!! これまでに出会った“ダサいチンコ”を断罪する、桃子と蜜柑のフルーツチンポ対談、始まりまーす。

レディースサイズのドヤおじさん

蜜柑「恥骨くんコラム、本当にツボでした! 実は私も、恥骨をイジッてくる男性に遭遇したことあるの(笑)。あるから、すごい笑っちゃって。あーいたいた、と思って」

桃子「ありがとうございます。きっと、人生で一度も、クリトリスを触ったことがないんですよね。だってクリトリスは一回触ればわかるじゃない?」

蜜柑「そうそう。もっとずっと下なのに、なぜかVの毛がある部分を触ってるのよね。正面からはっきり見えるような位置を……」

桃子「ずっと恥骨を押してるから『何してるんだろー?』と思って、しばらく考えて……とりあえず3回は会ってエッチしたんですけど」

――何で3回もしたんですか?

桃子「自分でもわかんない(笑)。2回目も3回目も『またか』って思って、その後『もう仲良くなれないと思うので』ってお別れのメールを送ったら『大人のお付き合いなんだからもっとちゃんとした理由を言ってほしい』って言われました。私は親切で言わなかったんだけど……」

蜜柑「言ってあげたほうがいいのかしら?」

桃子「誰かが言わないときっとこれからも気づかないですよね。彼は当時もう30代半ばの年齢でしたし」

蜜柑「それはきつい!」

桃子「もし仮に、20歳で童貞を卒業していたとしても、14~5年は(恥骨を)触ってることになりますもんね」

――クリの場所を勘違いしたままの恥骨くん、可哀想になってきました。そういうダサチンエピソード、他にもありますか?

蜜柑「私、いっぱいあります」

桃子「どうぞどうぞ。じゃあカードを一枚ずつ出しあって(笑)」

蜜柑「じゃあ、まずは一枚目。アソコのサイズが、女性の親指くらいしかない人」

桃子「女性の!?」

蜜柑「そうなんです。でもチンコ以外は全部いいんですよ。40代で顔もいいし、立ち居振る舞いも女慣れしてるし、港区のタワーマンションに住んでて、ベンツ何台か持ってるぜ俺、みたいな。女遊びも相当してるはずなんですけど、サイズはこれ(=親指)。ナカではイけないので、いつもフェラチオでイくんです」

桃子「それ、どうやってフェラするんですか?」

蜜柑「こうですね(手コキで撫でる)。あとは吸い上げるだけです」

桃子「吸って上に伸ばす感じ?」

蜜柑「そうそう。心持ち大きくするみたいな(笑)」

――それなら「オエ」ってならないですね、楽そう。

桃子「通常時も親指サイズで、MAX時でもピコンッて角度が上がるだけ?」

蜜柑「うーん、通常時は見たことないけど……とにかくMAXが“女性の親指”サイズなのよね」

桃子「本当にポークビッツじゃない。普段は小指くらいなのかなあ? その人は、剥けてるんですか?」

蜜柑「剥けてはいるわね。で、いい匂いもするんです。全体的に体臭がいい匂い。化粧水とかもラ●コムの高い美容液使ってる人」

桃子「伊●丹メンズ館で買うような」

蜜柑「そうそう、なのに脱いだら親指サイズ! しかも、それだけミニマムなのに、脱ぐ時すごいドヤ顔なのよ。ミニサイズの男性とも何人かお相手したことはありますが、ほとんどの方は恥ずかしがったり、何か言い訳したりするのに……」

桃子「ああ、わかります。確かに、他は完璧なのにソコだけちっちゃいタイプの人って、ドヤ顔で、むしろ俺に抱かれて嬉しいだろ、くらいな態度で来ますよね!」

蜜柑「それ。なんか謎でしたね。そんなん入ってもわかんないし、むしろオナニーのほうが気持ちいい。頑張って膣を締めたりするんですけど……」

桃子「ピストンしても抜けるでしょうし」

蜜柑「そうです! 正常位なのに抜けるのよ。っていうか、体位を変えようとしたら絶対に抜けちゃう(笑)。そのくせ、彼は『お前がユルいからだ』ってことにしてくるのがイヤだったわ。しかもその彼、“自分が愛撫されるパターン”が定型化していて、そのパターンを最初に申し渡されたの。『このやり方じゃないと嫌だ!』みたいな。ドA型でしたね」

桃子「ええっ、普通、言わないよね……。ちなみに、どんなパターンでした?」

蜜柑「最初に左乳首を指や唇で愛撫。右からだとダメ。次に右乳首に行って、脇腹を両方舐めて、チンぐり返しの姿勢になってアナルを舐めて……結構長く舐めていると彼が『頑張ってくれてるな』って満足してくれて、『よし次は俺の番』みたいな。でも、いざ挿入すると、ちっちゃいから入ってるのかどうかすらわからなくて気持ちよくないので、結局私が口で抜く、というコースでした」

――彼の前戯はどうなんですか?

蜜柑「特に上手くはなくて、普通だったわね。前戯でどれだけ盛り上がっても、挿入すると冷めます。もうとにかく骨盤底筋に力を入れて『締めてあげなきゃ!』ってことで頭がいっぱいになっちゃう(笑)」

――感じる余裕ないですね。

蜜柑「全くないですね」

桃子「ひどい(笑)。でも、その人みたいに、愛撫の定番コースをきっちり決めてて『これじゃなきゃだめ』っていう男性って、結構いますよね。前に一度お手合わせした方で、イク時に乳首を強く噛んでほしいっていう人がいて。甘噛みくらいじゃダメで、もう彼の乳首がちぎれるんじゃないかってくらい、噛まないとイケなかったんですよ。『もっと強くかな?』『早くイってくれればいいのに……』って思いながら噛んでましたけど……さすがに怖くて」

蜜柑「初めてセックスする相手なのに、よくそんな率直な要求できるわね、その男! それって、挿入中に噛んでってことでしょ?」

桃子「そう、腰は動かしてるから、体勢的にも大変で(笑)、こっちが上半身を折り畳んでコンパクトにならないとダメ。この人はちょっと無理だーと思って、それ以降は会ってません。しかもカーセックスだった(笑)」

蜜柑「筋肉痛レベルね。乳首大好き男って、極端に乳首が発達してない?」

桃子「してる! どっちを噛んだか忘れたけど、片方だけ極端に大きくなってました」

蜜柑「ふふ、私の知人で、片方の乳首だけピアスを開けてる男がいるんだけど、やっぱりあいてない方の倍くらいのサイズなの。刺激を与えると大きくなる説は本当だと思う」

桃子「あえて乳首を大きく成長させようとしてる人もいますよね。ゲイの友人が、大きくするためにいつも刺激を与えてて、『最近大きくなったんだよね~』とかうれしそうに言っているんですよ」

蜜柑「ちなみに、さっきの“親指おじさん”は、乳首めっちゃ長かったの」

桃子「長かったんだ!!」

蜜柑「すごくね、伸びるんですよ。ほんっとに長くて。女の子にいっぱい吸わせてるんだなって(笑)」

桃子「だけど反対に、乳首では一切感じない男の人もいますね。っていうか、反応が薄いマグロみたいな人」

蜜柑「いますよね。マグロじゃないにしても、乳首は感じてほしいな」

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

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アスモデウス蜜柑

好奇心旺盛な自他共に認める色欲の女帝。長年高級クラブに在籍し、様々な人脈を得る。飲み会を頻繁に企画し、様々な男女の架け橋になり人間観察をするのが趣味。そのため老若男女問わず恋愛相談を受けることが多い。趣味は映画鑑賞で週に3本は映画を見る。