9月17日の深夜、あびる優(31)が自身のブログとInstagramに「私、意を決して、悩みに悩んだ結果、数日間、家事育児お仕事の夏休みを取らせて頂く事にしました…」と投稿した。この投稿は賛否両論の大きな反響を起こし、あびるはすぐに投稿を削除したのだが、すでにネットニュースで広まり、依然として議論は続いている状況だ。
2015年5月に第1子となる女児を出産したあびる。SNSは娘の写真で溢れているが、写真に添えられている文章を読む限りでは、以前から子育てで苦労しているようであった。少なくとも、育児の喜びで満ち溢れた不自然なブログめいた内容ではないのである。
9月17日には「深夜の1人時間も好きだけど、毎日娘に早朝起こされるプレッシャーとの戦い。笑 自分がもう1人欲しい」と投稿。8月27日には娘とお風呂に入る夫の動画と共に「土日は彼にたっぷり娘ちゃんのフォローしてもらいました!! おかげで、友達との時間を満喫出来たり、ゆっくり寝れたり、愚痴をこぼさず心に余裕を持って家事が出来たり、こうゆう事(育児の全面的な協力)をしてもらえると、日頃のストレス発散が出来て、素直にありがとうが言えます」と投稿。7月4日には「31歳初日の朝。寝不足だろうが二日酔いだろうが6時半に起きて家事、身支度、スクールの準備に追われてる自分に成長を感じました」と投稿している。
さらに5月18日に、あびるは「我が家は基本的に家事育児全般は私担当。娘はかわいいけど、やっぱり『なんで私だけ、、自由に眠れない、自由に外出できない、常に家事育児と奮闘しなくちゃいけないの、1人の時間がないの』って、心身の不満が爆発寸前もしくは爆発する時があります」と赤裸々な本音を綴っていた。
こうした投稿にもいちいち、「寝不足だろうが二日酔いだろうが、それをするのが母親として当たり前……」と、自分が実母にしてもらったことを思い出して説教したくなる人がいるのはわかるが、自分の母親もごく自然にそうした行動ができるわけではなく、毎度自らを奮い立たせてものすごく頑張っていたのかもしれないという想像力がそこには足りない。母親は生まれつき母親だったわけではないし、最初から誰かの世話を焼きまくれる人間なんていないのである。
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