
Photo by Erika Mayumi Ozassa from Flickr
先日、ある会合で女子に聞かれました。「潮を吹くほどイッちゃうのと、ビクンビクン痙攣しちゃうような膣の中でイクの、どっちが好きですか?」と。Ohhh……、なんてことでしょう。潮吹きと膣の中でイクこと(以下、中イキ)と同ように「イク」行為だと思っている男女、まだいるようです。しつこいようですが、何度も言います。ち・が・い・ま・す!!! 潮吹きは生理現象。「イク」とは違います!
彼女の場合、「クリトリスの刺激でイッたことはある」「セックスの度に、手マンで潮吹きをさせてくる彼により、潮吹きを覚えた」「潮吹き=イク、では?」と認識しているようでした。
「でも、いわゆる中イキの感覚がわからないんです」とのこと。
彼女は「潮吹きは気持ちいいもの」と認識していますが、本来「潮吹き」そのものには快感はないはずです。ただ、膣内の恥骨の裏(Gスポットやその付近)は性感帯であり、快感を得る場所ではあるので、錯覚してしまうのでしょう。
ちなみに、私が潮吹きをするときの感覚は、「尿意」と似ていて「イクー!」ではなく「出るー!」といった感じなのですが……。個人的には、この尿意に似た感覚を我慢することと、(放出したらしたで)その後の脱力感が苦痛でしかありませんが、尿を放出してるこの感覚が気持ちいい! という潮吹き好き女性もいますし、人それぞれです。
ただ、彼女の「中イキしたいのに、できない」という話を聞いて、それって中盤の潮吹きが中イキの妨げになっているのでは? と気になったのです。
潮吹きは、中イキの快感を遠ざける
以下、ふたつに当てはまる「中イキしたいのに、できない」女性は、このまま読み進めていただければと思います。
*中イキした経験はないけど、潮吹き経験あり
*潮を吹いたら愛撫は終わり(満足)
特に彼女のように毎回潮を吹かされている女性は、快感=潮吹きになってしまっていませんか? 膣から液体を放出する恥ずかしさ・解放感を快感と感じることは何の問題もありませんが、それをゴールと認識していることが「中イキ」をジャマしている場合があります。
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