そもそも川谷はモテる男だ。ベッキーに続きまだ19歳だった美少女を“落とした”という実績がなによりの証拠だろう。番組では「全ッ然、自分から行けない(アプローチできない)タイプ」「恋愛経験がそんなになくて」と語っていた川谷の過去の交際人数は「5人」だそうだ。
「なぜモテる?」と言われがちな川谷だが、今回の『アウト×デラックス』を見るとその理由がなんとなくわかる。川谷は“ダメ男にハマりがちな女が好きなタイプ”なのだ。川谷は言わずもがな、地位と才能を持った人物だ。取り巻く雰囲気もどこか独特で柔らかい。ヤリチンにありがちな「女なんてチョロい」という目線はおくびにも出さない。“ゲス”だけど魅力的に見える女性もいるだろう。かつ川谷は「誰かいないとダメな性格」を自称している。男に「寂しい」と頼られたら、自尊心も満たされそうだが、母性本能も働きそうだ。まさにダメンズウォーカーがハマりそうな男なのだ。
番組中には、以前からファンだったという遠野なぎこ(37)が川谷に「めちゃくちゃタイプなんです」と猛烈にアプローチしていた。普通の男性であれば、苦笑いしてしまうシチュエーションだったが、川谷は優しく対応し、好きなタイプを聞かれた際には、「本当にタイプがなくて」と返答をしている。こういうどっちつかずの男性は苛立ちもするが、だからこそ我が物にしようと燃える女性もいるだろう。
番組で、「(ベッキーのことが)本当に好きだった」とさらりと言った川谷。もしかすると、無自覚で天然の“魔性の男”なのかもしれない。
(法月ゆう)
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