
『NYLON JAPAN 2017年 7 月号』カエルム
9月25日、ビデオリサーチ社が年2回行っている「テレビタレントイメージ調査」の2017年8月度の結果が発表され、女性タレント部門では前回2位の新垣結衣(29)が首位に輝いた。
ランキングは1位新垣、2位浅田真央(27)、3位天海祐希(50)、4位綾瀬はるか(32)、5位DREAMS COME TRUE、6位深田恭子(34)、7位石原さとみ(30)、8位渡辺直美(29)、9位イモトアヤコ(31)、10位北川景子(31)と続いている。
近年は、綾瀬が圧倒的な強さを誇り、2016年2月から3回連続で1位を獲得していた同ランキング。2012年8月から同ランキング内の新垣の順位を追っていくと、12位(2012/8)、14位(2013/2)、15位(2013/8)、11位(2014/2)、10位(2014/8)、12位(2015/2)、8位(2015/8)、11位(2016/2)、9位(2016/8)と安定して上位には食い込んでいたものの首位を獲得したのは今回が初めて。
昨年10月放送の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の大ヒットで新垣が一気に差を縮め、夏クールの連ドラ視聴率1位を獲得した『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)でも抜群の存在感を発揮していたため、ついにランキングが入れ替わったのだろう。
一方、好調の新垣と対照的な綾瀬は、1位(2012/8)、1位(2013/2)、1位(2013/8)、2位(2014/2)、2位(2014/8)、2位(2015/2)、2位(2015/8)、1位(2016/2)、1位(2016/8)、1位(2017/2)、4位(2017/8)と一気にトップ3から陥落。
綾瀬は、今年4月に発売した写真集『BREATH』(集英社)が初週売上約4,000部の爆死。他の「イメージランキング」上位陣と比べても、6位の深田恭子の写真集『AKUA』『This is Me』(ともに集英社/ともに16年7月発売)はそれぞれ初週約1万部、7位の石原さとみの写真集『encourage』(宝島社/17年9月発売)は初週約4.2万部と大差がある。さらに主演を務めるNHK大河ファンタジー『精霊の守り人』も視聴率1桁台を連発と苦しい状況が続いている。
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