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釈由美子「家族のプライバシーに配慮して育児ブログ卒業」で考える、子供が成長してからブログを読まれたら…

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釈由美子オフィシャルブログ「本日も余裕しゃくしゃく」より

釈由美子オフィシャルブログ「本日も余裕しゃくしゃく」より

 9月30日、釈由美子(39)がオフィシャルブログ『本日も余裕しゃくしゃく』を更新。「突然ではございますが、今月いっぱいで、育児ブログはお休みさせて頂くことに致しました」と、今後育児についてのネタを控えることを発表した。

 去年6月に第1子となる男児を出産した釈由美子。初めての子育てをする中で、ブログは育児の合間に「ほっと一息つける場所」になっていたと綴り、「悩みや喜びを読者の皆様と共有させていただき、たくさんの励ましやアドバイスに『ひとりじゃないんだ。』といつも救われ、支えていただきました。本当に本当に、感謝の気持ちでいっぱいです」とファンに感謝の気持ちを綴った上で、育児に関する内容は今後、更新を控えると宣言。

「息子が大きく成長するにつれ、プライベートなことを公の場で綴ることのリスクも考えなくてはいけないと家族で話し合いました」
「これから先、息子にも自我が芽生え意思を持ったとき、本人がどのように感じるかもっと慎重にならなくてはと常々感じてました。そして、守るべきものの優先順位を考えたとき、これ以上、息子のことをブログで発信し続けるのは難しいという結論に達しました」
「これまでスマホに向かっていた時間やエネルギーをめいいっぱい息子に注ぎ、限られた貴重な育児期間をこころから楽しみたいと思います」

 この判断に、ネット上では「賢明。正直ちょっと見直しました」「子供で稼ぐような親がわんさかいる芸能界だから麻痺しそうなのに、賢明だと思います」「正しい判断だね。早い段階で気づいてよかった」といった反響が相次いでいる。

 コメントにある「子供で稼ぐような親」というのは、つまり本人のタレントとしての人気や知名度はさほど高くないと見られるものの、親になったことで子育てに関する内容のブログを大量にUPしてアクセスを稼ぎ、ブログ広告収入を得る行動(仕事)をさしているのだろう。また、出産し育児に励む時期だということで“ママタレ・パパタレ(イクメン)”として子育て関連のイベントやトークショー、テレビ番組などに出演し、専門家ではない一般親目線で育児の話をする立ち位置のタレントは大勢いる。子供の誕生により、単身時代の仕事の方向性をがらっと変えて育児情報の切り売りをするようになるのだ。

 プライベートで親になったからといって、それをダイレクトに仕事に反映させるのは、芸能人くらいなものである。一方で、彼らの「ナマの声」を聞き参考にする、同年代の子を持つ親たちも少なくなく、釈のブログには「いつも励まされていました、ありがとう」「すごく参考にしていました」等の感謝のコメントが500件近く寄せられている。安易に参考にするのは考えものだが、専門家よりは身近な存在に感じられるのだろう。実際にはかなり遠い存在であるはずだが。

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