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あなたのセックスはどっち? 躍動感溢れるベッド派/ダイレクトな感覚が伝わる布団派 メリット・デメリットを考える

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Photo by Gayle Nicholson from Flickr

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 “いつものセックス”は、ベッドの上ですか? それとも布団の上でしょうか。シティホテルやラブホテルを活用することが多い方は、必然的にベッドが多くなりますね。たまに旅先の旅館の布団でするセックスは無性に興奮したり。いつもと違う環境や、浴衣、和室……と様々な要素が気分を高揚させるのでしょう。

 ベッドと布団、セックスする上ではどちらの方がいいのか。個人の趣向にもよると思いますが、ベッドと布団のメリット・デメリットを考えてみました。

ベッドセックスのデメリット

 やはり、スプリングの音問題。経験上、シティホテルのように頑丈なベッドならスプリングの音が聞こえたことはありませんが、ラブホテルにあるベッドはスプリングの音が聞こえてくることが多かったです。※今やベッドにもこだわりをもつラブホテルも増えてきましたが!

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 あのスプリングの音で「激しく動いてる~!」と興奮するカップルもいるし、「きしむベッドの上で優しさ持ちより きつく躰抱きしめ合えば」(尾崎豊「I LOVE YOU」より)なんてロマンティックを感じるカップルもいるでしょう。一方で、あのギシギシ音が気になって集中力に欠けてしまう方もいるのではないでしょうか。

 また、スプリングのタイプやマットレスによっては、膝立ちのような体位でもバランスを崩しやすかったり、ベッドから落ちやすいこともあります。そして愛液が大量に出たり潮を吹いたり精液がついたりしたとき……シーツは洗えばいいけれど、マットレスにまで染みてしまったら、洗えません・干せません。これらがベッドのデメリットですね。

ベッドセックスのメリット

 ベッドのスプリングを利用できるので、男性は少しの力でも(反動で)動きやすいです。さらに、木製で耐久性があり(音が出にくい)、かつダブルサイズやキングサイズなど広々としたベッドでのセックスなら、躍動感のあるプレイを楽しめます。

 そういえば、一時期流行っていたウォーターベッド。あれを取り入れたラブホテルに行ったことがあるのですが……、あれは動きづらかったです。反動がありすぎるといいますか。ぐっすり眠れたので“心地よい睡眠のため”なら素晴らしいのですが、激しいセックスには向いていないのかもしれないな、と学んだ一夜でした。

 ベッドは布団のようにいちいち敷かなくていいので、布団を敷くタイムにちょっと冷めてしまうなんて人にはベッドの方が合っています。布団を敷いてから「さあ、やるぞ!」と気持ちを切り替えて挑むのが普通になっているカップルにとっては、全然なんでもない問題なんでしょうけどね。

布団セックスのデメリット

 続いては、布団セックスについて。最近では“和”をコンセプトにした部屋も用意しているラブホテルも結構あるようです。「ベッドが当たり前」の世代には新鮮なのかもしれませんね。

 布団の場合、敷き布団の厚みにもよりけりですが、スプリングのあるベッドのように反動が返ってこないので、主に動く側が疲れやすくなります。男女ともに膝をつくような体位の場合、膝が痛くなるのもお約束。そして長時間正常位セックスをしていると、女性は背中が痛くなることがあります。特に、安い旅館などの薄い布団で同じ体勢をキープしていると痛みやすいので、同じ体位で長時間のプレイは避けたほうがいいかもしれません。

 自宅だったら敷き布団の下にマットレスも敷いているなら、さほど体は痛くならないでしょう。寝心地も良いですしね。収納に場所をとりますが。

布団セックスのメリット

 仁王立ちのフェラやバックなど、ベッドの上で立つ姿勢になるのは誰でもわかることですがキケン! 天井に頭をぶつけるかもしれないし、落下するかもしれないからです。ですから、一旦ベッドから降りてやりますよね。なんとなく慌しい。その点、布団セックスは体位変更がスムーズな気もします。体位によりますけどね。

 布団セックスでのデメリットで「スプリングがないため、反動がほとんどないからカラダを痛めやすい」と書きましたが、逆に! 反動で女性のカラダが揺れることもないので、相手の動きや突いてくる感覚なんかもダイレクトに届きやすい、これはメリットですね。

 ということで、どちらが気持ちいいとは一概には言えませんし、雰囲気が第一ではありますが、「激しく長期戦をするならベッド」「色々な体位を楽しみながら情緒的なプレイをするなら布団」といったところでしょうか。お好みでどうぞ~。

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。