
Photo by Dmitriy Fokeev from Flickr
街で身長差の大きいカップルを見かける度に思う事があります。「セックス、しんどいこと多いだろうな」と。私(156㎝)は過去30㎝近く背の高い男性とお付き合いをしていたことがあります。ハグの時はなんとなく包容力を感じるものの、歩いている時は、常に首を上げて会話をしていることで激しい肩こり(首コリ)に悩まされ、なんといってもセックスでは試行錯誤しながらヤっていた記憶があるんです。
そこで! 今回は身長差カップル(男性の方が背が高い場合)が体を痛めたくないなら避けたほうがいい体位と、身長差があるからこそ楽しめるセックス体位をご紹介したいと思います。
身長差がしんどい体位は「立ちバック」と「正常位」
◆バック
身長差があると、バック全般がキツイはず。四つん這いのバックも、女性のお尻の位置よりもペニスが上の位置になってしまうでしょう。そのうえ「立ちバック」はお互いにしんどい体位です。男性はひざを曲げ、女性はつま先立ちの姿勢です。体勢をキープすることで精一杯のため、快感に身を任せることは難しくなります。実際に、私はこれで足の裏がつったことがありますので要注意!
バックの場合、女性がベッドの上で四つん這いの体勢になり、男性はベッドサイドで立った状態で挿入する姿勢をオススメします。女性が足を広げる角度次第で調整可能な体位になります。
◆正常位
セックスの定番体位でもある「正常位」も、身長差カップルからすると正常ではなくなります。男性が挿入してから覆いかぶさってくると、相手の顔が頭1個分ほど上にある状態になることが多いのではないでしょうか。顔を見ていたい方や、キスをしながらセックスしたい方にとっては、「すれ違い体位」かもしれません。
ここは顔を見合わせることは諦めて、相手の首にキスしたり、顔をうずめるように相手の首の温もりを感じることに集中すれば解決(上から押し付けられると窒息しちゃうので、息継ぎは忘れずに)。男性も首回りは性感帯ですので、唇で甘噛みしたり舐め上げてみてください。男性からおでこにキスをされるのもなかなか気持ちいいものですよ。
では、身長差を生かしたセックス体位をお伝えします!
女性が上になる「騎乗位」と「座位」
◆騎乗位
仰向け姿勢の男性に跨る「騎乗位」も女性が上体を起こした状態なら、身長差を気にすることなくプレイできます。目線を合わせたい場合は彼の頭に枕を2つくらい重ねて頭を持ち上げるようにしてください。
◆座位
女性が男性の両脚に腰をおろすように座る「座位」は、顔の位置が相手より上、もしくは同じ目線の高さになるかと思います。もともと密着度の高い体位ですが、両腕を相手の首に回して顔を近づければお互いの息遣いを聞きながら興奮できる体位でもあります。「座位」は「騎乗位」に比べて男性も動きやすく深い挿入感を感じることが出来ます。
下半身の密着度高めは「横バック」
ふたりが同じ方向に横を向いた状態で挿入する「横バック」(背面側位)。女性が両膝を曲げてお尻を突き出し、男性も挿入後、両膝を曲げた姿勢にしてみてください。女性の足の太ももの裏からふくらはぎまで“足の裏側”全体に重なった相手の体温を感じることが出来ます。男性に両腕を回して後ろからハグされている状態はものすごい密着感! この体位、実は抜けにくく、ゆっくりと動きやすい体位でもあるので、女性は快感を得られやすい体勢でもあります。
セックスの回数を重ねることで、体勢や角度を少し変えるだけで、お互いの気持ちいい体位を見つけることができるはずです。「身長差があったらしんどいだけだろう」と思われがちな体位「シックスナイン」も、お互いにラクに気持ちよくなれる方法もあります。
▼興奮するけどしんどい体位「シックスナイン」で、ラクに気持ちよく舐め合える方法
身長差を生かして、ふたりだけの体位を見つけるのも楽しそうですね♪