
(C)shiqchan
みんな~やってるか? というわけで全員暴走の『アウトレイジ 最終章』が絶好調らしいキュウけど、あたしああいうの怖いからまだ見てないキュウ。なのに、もっと怖いガチの元極道男性にインタビューすることになっちゃった……助けてキュウ~~~~!
▼インタビュー第1回:
『アウトレイジ』の現実! 元チーマーで元ヤクザが歩んだ法律無視の人生が怖すぎる
現在46歳の全身タトゥー男性・Sさんは、渋谷で遊びまくった10代(センター街でレイプドラッグ売ったり、バンドやったり、ヒステリックグラマーのモデルしたり)を経て、半ば強引にヤクザの事務所に引き入れられて組員になっちまったキュウ。親分の秘書というナイスポジションにつき、酒豪ゆえ重宝されたSさん。
でも、ヤクザって「お給料」はあるのキュウ? 生活費どうしてるキュウ? 札束持って歩いてるのは若頭クラスより上だけ?
今回はそんなヤクザの「お金事情」、そして気になる「女事情」をきいていくキュウ~。
「ガールズバーとかが多いんですけど」
――『アウトレイジ』でもやたら大金積んでたり、ヤクザって羽振りの良いイメージがあるキュウけど、ヒラの組員は事務所から給料をもらってたりするキュウ?
「給料? ないない、ないですよ。みんな自分で稼ぐんです」
――当番してるのにタダ働き、マジ労働基準法なんてそんなの関係ねえアウトロー上等な世界キュウね。そもそもヤクザの組の“シノギ”ってどうやって得ているのキュウ? オレオレ詐欺?
「それは地域によっても違うんですけど、例えば歓楽街をシマとして持ってる組だったら、みかじめ料を得られますよね。東京某区だと、だいたい1店舗が月5万くらいかな? 何十店舗もあれば、それだけでもいいお金になる。みかじめ料の徴収を任されてる奴が、1店5万だったら1~2万くらいを抜いて自分の収入にして、残りを組織のためのお金にするんだけど。あとは一時期流行ったのが裏DVD屋。そんで一番手っ取り早いのが覚醒剤の販売かな☆」
――当たり前だけど、どれも汗水たらして働く系ではないキュウね。汗水たらして働いて稼いだ人の金を奪っていくお仕事キュウね。
「やー、普通に飲食店とかやってるヒラのヤクザも多いですよ。意外と堅実に稼いでる人も今は多いから。組に入ってると、自分の名前で会社作ったりはできないので奥さんの名前で会社を作って、奥さん名義で店をオープンして、口座も奥さん名義のを使うんです」
――え、でも飲食店ってオープンしたからって必ずしも成功するとは限らないキュウよね?
「ガールズバーとかそういうのが多いんですけど。ヤクザの店って、同業者が付き合いで来るんで。『〇〇によろしく!』って言って、会計3000円なのに1万円ポンと置いていったり、そういう付き合いもあるんで。でもね、そういう見栄が張れる人も最近は少なくなってきてますね。お金を持ってる人は、ごく一部」
――Sさんの秘書時代の収入はどうなってたキュウ?
「ないですね。秘書だって給料、ないんですよ。お金は……女が20人くらいいて、そいつらに生活費を出してもらってました」
――愛人囲うんじゃなくて、女たちに貢がせてたとかすげえキュウ。Sさんはそうやって女を20人も利用できたからいいけど、できない人だって大勢いるはずキュウ。女がいないヤクザはどうしてたキュウ?
「一生懸命、覚醒剤を売ってましたね。忙しくて時間がない奴は、浮浪者を集めて雑誌を100円で売ったりもしてた」
――それじゃ家賃払えないんじゃないキュウ!?
「払えない奴は事務所の若い衆部屋で寝泊まりしてましたよ。まぁ、あと事務所にいるぶんには飯は食えるんでね。先輩が弁当とか買ってきてくれますから。でも、今はヤクザになりたい人がそもそもいないから、社会に出ても食えないようなちょっと足りない奴らを集めて、若い衆部屋に寝泊まりさせて事務所で当番させてご飯付き、それで小遣い4万くらい出す、みたいな形態に変化してきてますけどね。だから本っ当に使えない奴が増えてきてますよ。普通の仕事で食えないような奴らだからね。中にはお爺ちゃんとかいますよ(笑)」
――行き場のないお爺ちゃんにとってはヤクザだろうが、そこが救いとなるんだろうか……。ヤクザって個々人の稼げる能力がないと美味しい思いはできない厳しい世界なのかもしれないキュウ。Sさん、オレオレ詐欺はやったことあるキュウ?
「ありますね」
――あるんかい!!!
「俺は指示する立場でしたけどね。俺の舎弟が、オレオレ詐欺の進化したシステムを作ったんすよ。今度連れて来ましょうか?(笑)イケメンで賢い男なんですよ。初犯なのに懲役8年くらってニュースでも話題になりましたよ」
――逮捕されてるんかい!!!!
一日中、キメセクしてました
――ヤクザの女事情って、どんな感じキュウ? やっぱり女が斡旋されるとかあるキュウ?
「親分クラスになると、それはありましたよ。例えば、地方都市の組の親分が東京に泊まるってなったら『女用意しろ』って感じで、提携してた芸能事務所やAV女優の事務所から誰か女の子呼んできて」
――やっぱりあるキュウ~~都市伝説ではなかったキュウ! ヤクザといえば薬! 薬といえばキメセク! ということで、キメセクはしてたキュウ?
「好きでしたねぇ。一日中、水しか飲まず汗ダラダラになりながらセックスずっとしてましたね。女を縛って目隠ししてバイブ挿れたまま昼間なのに窓辺に立たせたりとかもしたし(笑)。シャブ打った直後って、すっごいエロい気分になるけどチンチンは勃たないんですよ。シャブの切れ目に勃ってくる。だからチンチン勃たない間は、前戯長くしたり、さっき言ったみたいなプレイしたりして」
――それは相手の女性もシャブやってるってことキュウ?
「そう。いいのあるよ~って言って、興味示してきたら打ってあげたり。まあ、こっちがシャブでキメてるんだから相手も薬でハイになっててくれないと面白くないんですよね。当時やってたのが、目薬の容器にシャブを水で薄めたのを入れて、マングリ返ししてクンニしてる最中にマンコにピュッと入れちゃう。そしたら股間がブワァ~~と熱くなってくるみたいで。その感覚が何とも言えないくらい良いみたいで、ハマる子はハマってましたね。それでいて、こっちのチンチンは勃たないから12時間とか平気で前戯やバイブとかやってて、女はず~~っと焦らされ続けるんですよ。狂ってるから全然長いとか思わない。で、『もっともっと』って言われて、わかったわかった元気出すから待ってって言って、またシャブ打って元気は出るけど勃たなくなるっていうね(笑)」
――ここここここ怖すぎキュウ!!! 知らぬ間にシャブ注入されるなんて!!! こうして、ハマらされてしまう女性がいるキュウね……。一応聞くけど、Sさんはシャブはもう辞めてるキュウ?
「子供ができたタイミングで辞めましたね。わりとすっぱり辞められたけど、60歳になっても辞められない人とかもいるんで、その人次第かな。軽く禁断症状みたいなのは出たけど、そのぶん酒飲みましたね。
ベテランのシャブ中の人って、シャブを打つとご飯が美味しく食べられるようになるんですよ。シャブが切れると、もう辛くてご飯食べる気力もない。俺は全然そんなんはなかったですね。まぁ、寝ないためにシャブやってたって感じだったし、よかったと言えば、やっぱりエッチかなぁ」
――キメセク経験してたSさんだけど、シャブなしの普通のセックスを今は楽しめているキュウ?
「全然問題ないですね。シャブなしでセックスを楽しめない奴って、シャブがないと女を口説けないとか、女をエッチな気分にさせるとか女をイカせるとかが出来ない男なんだと思う。普通に女を口説くプロセスだって面白いじゃんね。やっぱ口説き下手な奴が、そういうのに走るんじゃないかな」
――普通に女を口説くプロセスが面白いって、さすが女20人に生活費貢がせてた男キュウ。
オチンポ真珠の入れ方
――ヤクザはオチンポに真珠を入れてるもんだとあたしは勝手に思ってるんだけど、Sさん含めみなさん入ってるキュウ?
「俺は入ってないですよ。たま~にいるくらいかな。そういうのを『玉入れ』って言うんだけど、それは刑務所で入れることを指してるの。上野クリニックとかで包茎手術の時に一緒にシリコンボールもどうですか? みたいなのは、あんなのは玉入れとは言わない」
――刑務所でって、どういうことキュウ?
「歯ブラシの先に丸くポコって出てる部分があるじゃない。あれを刑務所の金属工場にいる奴がパチッと切って、その後はヤスリで削っていくんだけど、当然そんなことしてるのバレたら没収されちゃうんで、みんなで連携プレーでバレないように進めていって、ある程度の形になったのを受け取ったら、歯磨き粉で地道に磨いていくとツルツルになるんです。何カ月かに一回、刑務所内では身体チェックみたいなのがあって、暴力行為で怪我してないかとか見られるんですね。しかも急に抜き打ちであるんで、それが終わった直後に、いざ玉入れ。『今日俺入れたいっす!』みたいな感じで言ってくるんで、玉入れしてあげるんですよ」
――Sさん、玉入れ施してたキュウ!?
「俺、上手いですよ(笑)。お箸を鉛筆削りで尖らせて、チンチンの皮に尖らせた方を刺して、そのまま箸の太い方まで刺すと、そこそこ太いのでそのまま玉を入れちゃう。チンチンの皮の引っ張り具合が甘いと、玉を入れて引っ張ってる皮を戻した時に出てきちゃうから、皮を戻しても玉が出てこないようにするのがコツですね。なんせ縫うものとか無いんでね。
2週間くらい経つと傷が治ってきて刺したところが塞がるんです。塞がっちゃえば、検査の時に見つかっても懲罰にはなるけど出せとは言われない。穴が開いたままだと出せって言われちゃいますからね」

化膿したらどうするんだろうキュウ…
(C)しQちゃん
――計画立てて、みんなの協力得て、痛い思いして、懲罰まで受けて、なぜ玉を入れたがるキュウ……?
「女が喜ぶと思ってるから」
――え~~~~そんな理由?
「そういう奴はシャブ中が多いよ。キメセクだとビショビショに濡れるから、ピストンしてる時につっかかり無さすぎちゃうんだよね」
――女は玉入れ竿を求めてないだろうって思ったけど、そういう理由キュウね……キメセク前提なのねキュウ。
「『うちの女は、こういうの無いとダメなんだよ~』って言って、玉入れしてる奴いましたよ。でも、それって歪んだ考え方だと思ってるけどね、俺は。友達なんかすごいよ。刑務所で入れ続けて、縦に5個、横にも何個か入ってる」
――そんな奇形チンポにしたら、逆に普通の女とセックスする機会を逃しちゃう気がするキュウ……。じゃあ、ヤクザがみんなパール入れてるってわけでもないキュウね。
「偏見、偏見」
――すまんキュウ。(や、偏見っていうけどヤクザのやってることほぼ全部犯罪だし何であたしが謝ってるのかわかんなくなってきたキュウけど、)次はSさんが組抜けした経緯と現在の生業についてもお話を聞いていくキュウ。芸能プロダクションの用心棒的なお仕事もガチであるっていうから、見逃せないキュウ……!
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第3回:組織を辞めたヤクザの生活~芸能プロで恐喝、メイド喫茶でも恐喝!