セックスでオーガズムに達することを「イク」と言いますが、女性の「イク」は、大きく分けてクリトリスでイク（外イキ）と膣でイク（中イキまたは膣イキ）の2種類があります。「セックスもオナニーもクリではイケるのに、中ではイケない」という女性の数は多いものです。ペニスの挿入中に膣内でイケなくても、自分が満足感や幸福感を得られればそれでいいものですが、「だって中イキしてみたいんだもん！」と願う気持ちもわかります。
やはりセックスって、自分の膣の深さと相手のペニスの長さが合うかどうか……いわゆる体の相性は関係してきます。でも、サイズよりも肝心なことは、女性の膣に合わせた角度と腰の動きなんです。「なんだ、結局、男性のテクニックじゃ～ん！」と思うかもしれませんが、これはまったく難しいことではないというか、テクニックと呼ぶほどのことでもないんです！
それは……、常に「恥骨」が接触していること！ 以上！！！
恥骨は離しちゃダメ！
「恥骨」とは、男女ともに性器（股間）の上の方にある骨の部分です。人によってはモコッと出ているためわかりやすい方もいると思います（モリマン、とか呼ぶことがありますね）。ペニスを前後に抜き差しするピストン運動では、抜くたびに恥骨が離れてしまうわけですが、ここで恥骨を離さずにピタッとくっつけたまま腰を動かすと、気持ちいいわけなんですよ。
激しい前後のピストン運動でイクイク絶頂～！ なんていうのは、なかなか難しいことなのです。ポルチオは、ゆっくりじっくりと刺激することがコツです。
▼セックスでスムーズに挿入するための注意点は？「挿入直後は動かない」がコツ
ピストン運動ではなく、“押し込む”感覚
ペニスを奥まで挿入して、男性と女性の恥骨が密着した状態から、恥骨が離れないように（恥骨を軸にして）動かします。
※恥骨を離さずにピストンをしやすい体位は「正常位」ですが、「騎乗位」なら女性がコントロールできます。そのほかにも、お互いに密着する“恥骨体位”を見つけられればなんでもOKです！
前後にピストン運動をしているだけだと、膣壁とペニスが摩擦しているだけです。でも挿入した状態で恥骨を軸に腰を動かすことによって、ペニスの亀頭が「コリッ」（ムニッの場合も）という感触を感じるそうなんですね。それこそがポルチオ！
「性感帯」は、もともと「触るだけでヒゥッとなるほど気持ちいい場所」として存在しているわけではありません。性感帯とは、育てて、増やしていくものです。
※特に、膣奥は鈍感な場所だと言われています。ここが敏感だったら出産の激痛で死にますよね。
クリも一緒に刺激するとなおよし
しかし鈍感な場所といいつつも、今まで刺激されたことのないポルチオを刺激されることで、痛みを感じてしまう女性もいます。このときのポイントをひとつ！
正常位の際、女性はあまり脚を広げ過ぎず、かつ高く上げすぎないようなスタイルをとりましょう。その状態で、恥骨を離さないように、男性が腰を動かすことで、ペニスの根元でクリに刺激を与えることになります。うまくクリに当てられないようであれば、片手でクリを刺激すれば大丈夫（女性が自分で刺激してもOK）。
正常位で男性が恥骨を押し付けてくるときは、女性も腰を浮かすように押し付ける（押し付け合うようにする）と、さらに感度がアップしますよ～！
ペニスサイズにまつわる余談
中イキするのにペニスサイズは関係ないと言いましたが、それでもやっぱり気になるあんなことやこんなことについて、ざっくりまとめてみました。
◆トイレットペーパーの芯で平均より大きいかが分かる
勃起時のペニスの平均サイズはTENGA調べによると長さが13.56cm、竿の太さが直径3.19cmとのこと。そして、そんなサイズにほど近いのが、トイレットペーパーの芯なんだそうです。つまり、芯にペニスが入るかどうか、芯からペニスが出るかどうかで平均よりも大きいか小さいかが分かってしまうんだそうですよ～！
◆ ペニスサイズを気にする女性は少ない
これは長年言われていますが、男性がペニスの長さや太さといったサイズを気にするのに対して、女性の多くは硬さを気にしているという話。実際に私の友人や知人たちに聞いてみたところ、硬さやサイズよりも「大事にされている感」とか「愛されている感」の方が大事という人の方が圧倒的に多かったです。サイズが大きすぎると、「痛いからいつも早く終わってくれって祈りながらセックスしてる」なんて子もいたので、過ぎたるは及ばざるが如しですね。
◆とは言え、小さすぎると気持ち良くはない
サイズが大きすぎるペニスも痛くなりやすく困っている女性も多いですが、やはり小さすぎても……。Gスポットの位置は膣口から3～5cm程度と言われていますが、膣口の手前にはヒダもあるため、5cm以下のペニスサイズだと届くかちょっと怪しいんですよね……。 なお勃起時のペニスサイズが5cm以下だと医学的に短小とされ、保険適用の治療が可能になるとのことです。
◆サプリで増大効果を求めるにはかなりの根気がいる
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