
Photo by Jack.Less from Flickr
今年は世界中で“美尻”ブームだったように思います。海外では、Instagram(「#belfie」のハッシュタグ)でお尻の写真を投稿することが流行し、日本でも、ヒップアップ専門のトレーニングが取り上げられたりしていました。このブームを横目で見ていただけですが、そろそろお尻のトレーニングをはじめようかと思います。
というのも、最近セックスした翌日にくるんです……筋肉痛が!!!!!!
太ももや腹筋、お尻が筋肉痛になることが多く、運動不足を実感せざるを得ない状態であります。人によって、または体位や動きによっても、痛みを感じる部分は違ってくると思いますが、私と同じように太ももやお尻に筋肉痛を感じる女性、いるんじゃないでしょうか?
1番ラクな体位にも思える「正常位」でも、両脚を大きく広げるので、股関節や内ももの筋肉には負担になっています。ちなみに、1番の筋肉痛になると言われる体位は「騎乗位」です。確かに、上下・前後どちらもお尻、太もも、腰をかなり使う体位です。
お尻の筋肉で、セックスが変わる!
セックスで疲れにくくだけではなく、お尻の筋肉がついていることで、セックスの快感まで変わってくるのです! お尻の筋肉を使うことによって、快感スポットへの当たり具合を自分でコントロールできるんです。
◆ポルチオもGスポットも自分でコントロール!
正常位でポルチオへ刺激する際、男性が一方的に深くまで挿入するより、押し込むタイミングで女性もお尻を持ち上げるようにすることで、ポルチオに当たりやすくなります。Gスポット派の方も同じく、男性が刺激している場所がズレていても、お尻を持ち上げてGスポットを探し当ててこすることも可能です。
◆イキやすくなる
オーガズムを得るときに使う筋肉は、子宮や膀胱などの内臓を支える骨盤の底にある「骨盤底筋」。お尻の筋肉は、骨盤底筋のすぐそば。お尻の筋肉を締めることによって、骨盤底筋にも刺激が伝わります。ということは、お尻の筋肉を鍛えるということは、オーガズムに達しやすくなる、ということ!
……にも関らず、私のように運動不足で“尻筋”が弱い場合、イク直前で疲れ果ててしまうといった事態になります。はい、お尻を鍛えたいと思います!
1年ほどまったく運動をしていないので、重力のままにダル~ンとなっておりますが、数年前、実際にお尻が上向き&引き締まったヒップエクササイズがあるのですが、セックスの体位でも活躍しそうなものをふたつ、お伝えしたいと思います!
仰向けver
これは、正常位でのゆっくりピストン運動の際、役に立ちます。ほぼ同じ動きなので、エクササイズで慣らしておきましょ!
*仰向けになり、足を肩幅くらいに開き、両膝を立てる(両手はカラダの横に伸ばす)

鼻から息を吸って~
*肩からヒザまでまっすぐになるように、お尻を持ち上げる

はい、口から吐いて~
*5~10秒間キープ!
*背中から床につけていき、ゆっくりと元の姿勢に戻す
※お尻を持ち上げるときに、両腕に力が入らないように! 腰・お尻で持ち上げるようにしてください。
うつ伏せ姿勢ver
ウエストラインからお尻の筋肉まで鍛えられる一石二鳥のエクササイズ! これは、寝バックの際にする筋肉の動きと似ています。
*上半身は肘で支える(両手は組む)

膝を外側に向けるように意識してみて!
*膝を伸ばしたまま片脚を引き上げる

腰を反らせすぎない程度に~
*片脚5回ずつ!
※頭の位置は固定し、腰(骨盤)がグラグラしないように注意してください。
美と健康……いや、気持ちいいセックスのために、ヒップエクササイズ一緒にはじめませんか?