
Photo by Nitniziv from Flickr
人には、さまざまな性癖・フェチがあります。ウソかホントかは謎ですが、NEWSの手越祐也さんは、元セフレの女性から「唾液の匂いを嗅ぐのが好き」「指を女性の口に入れた後、匂いを嗅いでいた」と週刊誌で暴露されています。唾液の匂いフェチなのでしょうか……。
特殊な性癖を持つ人は「ヤバイ」と敬遠されがちです。手越さんもそうでした。しかし、その「ヤバイ」の境界線もとい、どこからが「特殊」なのかは特に明文化されていません。各々が「ヤバイ」と思ったら「ヤバイ」ものにされている状態です。
もし一夜を共にする相手が、「ヤバイ」性癖を持つ人だったら――それを受け入れてあげるべきなのでしょうか。はたまた拒否するべきなのでしょうか。
相手の性癖に戸惑った経験
風俗店に勤務する友人から「今日、おしっこ飲むお客さんに遭遇したよ」「私を緊縛した後、その姿をオカズにオナニーしてた」といった話を聞くと、本当にさまざまな性癖・フェチがあるんだなと実感します。
私はそこまで珍しい性癖を持つ男性とは遭遇していませんが、ある時に出会った男性が足の指を舐めるのが好きな人でした。風俗で言う全身リップみたいに上から全身をくまなく舐める男性。やっと足の指に行き着くと、指を一つひとつ、おしゃぶりのようにしゃぶる。そもそも全身をくまなく舐められたことにやや驚きを隠せなかったのですが、足の指までしゃぶり尽くされたことに、内心戸惑ってしまいました。
これが「ヤバイ」性癖かどうかはさておき、経験談で言えば少数派な性癖だと思います(AVではわりと見る光景ですが)。
友人づてに聞いた話ですが、彼氏が脇フェチのとあるカップルは、嫌がる彼女の脇を舐めまくったところ、なんとその彼女の脇が性感帯になったそうです。一見、「ヤバイ」性癖でも、受け入れてみたら、自分の中に新たな性癖が芽生える可能性もあるのかもしれません。
しかし、性癖の中には暴力性を孕むものもあります。私が経験したもので言えば、行為中に女性の首を絞める性癖です。殺意はないものの、自分の手で女性の首を絞めることを好きな男性は一定数います。逆に絞められることが好きな女性もいますが、私はそうではありません。拒否すればもちろん止めてくれましたが、急に男性の手で首を絞められると若干なりとも恐怖感を覚えました。もしかしたら、脇フェチと同じように、締められたことをきっかけに好きになる女性もいるのかもしれませんが。
どんな性癖についても、相手に無理矢理強要するのはただの暴力やセクハラになってしまう可能性があります。話が飛びすぎですが、風俗嬢に「キメセク」を強要した清水良太郎容疑者と同じです。ただ、相手の性癖によって、自分の中にも新たな性癖が芽生える可能性も捨てきれないので、双方の合意の上で、試してみるのはアリだと思います。もちろん、彼氏彼女であっても、それを断る権利はあります。
人によって性癖はさまざまです。セックスの相性のように、性癖についてもピッタリ合う相手に出会うことができたら、幸せですね。