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90㎏超えの20歳男子との「正常位セックス」が5分で終わったトンデモ理由

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 こんにちは! 白雪魔夢子です。最近、私は“巨女”というジャンルのエッチな文章にハマっています。

 『太ももの柔らかなお肉に包まれて失神しそうになりながらクンニ』なんて文章を見ては「ほほ~。私がレズだったら、もっとハマってたかもなあ」と思考を巡らせたり。ふっかふかのおっぱい、太もも、二の腕……。そんなお姉さんとエッチしたら気持ち良さそうじゃないですか。太っている男性とエッチしても同じ快感を感じることができるのかしら? そんなことを考えていた時に出会ったのがK氏(20歳)でした。

『すごく見た目がエロかったのでついついメールを送っちゃいました。その……非常に言いづらいのですが、僕をおかずにしてください!』

 一瞬、白雪の頭にクエスチョンが浮かびました。100歩譲って、私の見た目がエロいとして、なんで顔も知らないお前をおかずにせなあかんねん!! 鼻息荒く彼の名前を確認したところ、「(*’ω’*)」という顔文字のみで写真はナシ。年齢は20歳、身長は160164㎝。スタイルが『ぽっちゃり』というのが唯一、彼が主張していた個性でした。

 ぽっちゃりか……。最近、地雷臭がすると、率先して地雷源に飛び込んでいくスタイルの白雪。その上、メッセージで「僕が汗っかきすぎて彼女にフラれたんですよ」なんて悲しい話を聞いていたら、次第にK氏のことが気になってきました。20歳の汗なら臭くなさそうだし(すごい偏見)、たまには汗だくになってプレイするのもいいかもね!

立派な体格のK氏登場!

 K氏と待ち合わせたのは、ご存知、池袋北口。K氏の姿はすぐにわかりました。だって、首にタオルを巻いた推定90㎏超えのおデブな男性が北口に立っているんですもの……。相撲に全然詳しくない白雪ですが、パッとK氏を見た瞬間に「新弟子かな?」と思いました。

白雪「こんにちは! Kさんですか?」
K氏「ですです! 魔夢子さん、背高いっすね!」
白雪「え~、そうですか? ウフフ~」

 たしかに、白雪はこの日、ヒールを履いていたので推定170㎝でしたが、K氏は推定160㎝。並んで歩くと、白雪が見下ろす感じになっていました。白雪がそこそこ高いだけじゃなくて、K氏もまあまあ低いからね!

 外は肌寒いというのに、K氏はしきりにタオルで頬のあたりを撫でまくります。「そのタオルはいつもしているの?」と聞くと「緊張しちゃうんで……」とのこと。特に知らない人と会う時は汗をいっぱいかくので、タオルを持参しているそうです。よくそんな緊張症で出会い系サイトする気になったなあ、チャレンジャー!

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白雪魔夢子

大学卒業後、プロニートとして活動。毎日15時間オンラインゲームをして、ギルドマスターまで上り詰める。しかし、三十路を過ぎ、ふと「私。もしかしてやばい奴なんじゃ?」と思い直す。その後、奮起し、出会い系サイトに登録。『どうしてそうなった』という忠告はおやめください。