
みんなSexyになりました!
皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!
最近アツの周りでは「今はゴールデンタイムのドラマより、深夜ドラマのほうがよっぽど面白いよね」って話題なの。ちょっと前はテレ東の頑張りが目立っていたんだけど、このところ各局が深夜ドラマに力を入れ始めていて、若手ディレクターたちの競い合いが刺激的で頼もしいのよね。
そんな中でも、登場人物がSexy Zone・菊池風磨くんたったひとりという“シンドラ”枠の『吾輩の部屋である』(日本テレビ系)がキラリと輝いていて、風磨くんがいい味出してるの。この“シンドラ”は今年6月から新設されたジャニーズドラマ枠で、記念すべき第1弾はHey! Say! JUMPの有岡大貴くん、高木雄也くん、早乙女光くんがトリプル主演した『孤食ロボット』。3人が小さなアンドロイドに扮した異色作で、そんなに番宣もしてなかったしスポットも流れていなかったけど、三者三様の演技が興味を引いて、3人とも新境地を開いた感じだったのよ。
第2弾となる『吾輩の部屋である』はひとり芝居と聞いて正直、「風磨くんで大丈夫?」と心配していたの。ところが蓋を開けてみたら面白いのなんのって。セクゾンファンのお友達のお嬢さんも、ママいわく「眠い目をこすりながら見てる」らしく、翌日の学校を思えば「録画しといて後で見ればいいのに」って思うんだけど、そこはファン。「どんなに眠くてもオンタイムで見たい! 寝不足になろうと待ちきれない!」みたいで。本当にファンの皆さんってありがたいわよね~。
放送は月曜深夜というか、火曜日の真夜中0時59分からの30分間。高校生はまだしも、中学生にはかなり深い時間帯よね。東京ローカルでもあるから、オンタイムでは限定された地域でしかOAされてなくて、そこがちょっと難点なんだけど、とりあえず内容をちょっとだけ紹介させてね。
風磨くん演じる鍵山哲郎は、1Kアパートに住む大学院生。何気ない日常生活を独り言で綴る物語なんだけど、鍵山のたくましい妄想力がポジティブ過ぎてクスッと笑えちゃうのよ。ひとり芝居だからめちゃくちゃ難しいだろうに笑わせてくれるんだから、すごいでしょ?
風磨くんの演技力も然ることながら、鍵山の独り言に家電やトイレなどがツッコミを入れていくんだけど、それが秀逸なのよ。しかもナレーションは異色キャストがズラ~リ。ビンたちは山寺宏一さん、照明はミッツ・マングローブさん、カエルの置物は増田明美さん、炊飯器は賀来千香子さん、カバの置物は林家木久扇さんと超豪華。さらに、現在は鍵山が研究のために群馬の古い一軒家へとお引越しをしたんだけど、群馬編からはセクゾンメンバーが参加して、自転車の声は佐藤勝利くんが、洋式トイレの声はマリウス葉くん、運転教本の声を松島聡くん、そして来週はついに中島健人くんも参戦するの。
劇中の画面には風磨くんひとりしか映っていないけど、声で出演したり、主題歌の『ぎゅっと』もセクゾンが担当していて、風磨くんの連ドラ初主演作をメンバーみんなが応援していて、見ている私たちの心もぎゅっと掴まれて、ぐっとくる感じなのよね。