さてさて、聡くんとマリちゃんの末っ子コンビも、すっかり大人になったわね。聡くんの実家は静岡で、デビュー直後もまだお子ちゃまだったから、新幹線の最終に乗って忙しく行き来していたの。アイドル誌さんなんかはその新幹線代を支払ってあげてたんだけど、取材時、聡くんが申し訳なさそうな顔で新幹線のレシートを差し出していてね。「最終で寝ちゃったら大変だから、頑張って起きてる。着いたら大阪だったなんてことになったら困っちゃうでしょ」って言いながら遠距離通勤していたわ。
ある時、聡くんの誕生日をお祝いするために特大ケーキを用意したんだけど、帰る時に「お母さんにも食べさせてあげたいから持って帰る」と言い出して、もうなんて親孝行息子なんだろうって涙が出ちゃったわよ。ケーキの箱に慌てて保冷剤を詰めて持たせたんだけど「ケーキがひっくり返らないように、新幹線の中でずっと膝に乗せて守ってたんだよ。ありがとうね」と後日、わざわざお礼を言いに来てくれて。本当にいい子!
今とは状況が少し違って、デビュー直後は「お父さんが静岡でお家を買っちゃったから東京には来られないんだって。お姉ちゃんと2人で東京で暮らすことも考えたけど、お姉ちゃんに彼氏が出来ちゃって。そうしたら東京には行きたくないって言い出してさ」と可愛くグチってた聡くん。他愛もないことでよくメンバーと口喧嘩してたよね。
その喧嘩相手と言えば、ドイツの実家がお城のようだと評判のセレブなマリちゃん。すごーく小さかったのに「お兄ちゃんが190cmあるから、今に僕も大きくなるよ」との本人の予言通り、今や身長は見るたび、聞くたびに増進&更新中。聡くんと口喧嘩して泣いては甘えてきた幼かったマリちゃんがぁ!
その美しい容姿と可愛い性格が先輩たちに気に入られ、亀梨和也くんや藤ヶ谷太輔くんたちも「マリウス大好き!」を公言していたものね。身長はめちゃくちゃ伸びても、性格は可愛いままの“愛されマリウス”なのよ。ママは元宝塚で、マリちゃんは小さい頃から黒木瞳さんや真矢みきさんたちと親交があって、瞳さんのお嬢さんの萌子ちゃんともよく遊んでいたんですって。セレブなお育ちのマリちゃんの華麗なる交遊録にはびっくりよ。今やドイツ語、英語、日本語を使い分けるバイリンガルイケメンに。デビュー当時は漢字もなかなか書けなかったのにね。
こうやって振り返ってみるとセクゾンはキャラが濃いというか、メンバーそれぞれが個性的で、各自のキャラがしっかり根付いているから、本当にユニークな別格グループよね。『吾輩の部屋である』も年末に向けてますます面白くなるからお見逃しなく! 鍵山くんの妄想恋愛も成就するといいな。お祈りしていま~す!
ちなみに来春、1月からの“シンドラ”は、ジャニーズWESTの藤井流星&濱田崇裕のW主演で送る『卒業バカメンタリー』。エリート大学生の4人が、卒業するまでに大人になろうと悪戦苦闘する姿をドキュメンタリータッチで描くもの。他の出演はお笑い芸人・まえだまえだの前田航基くん、ロックバンド・トリプルファイヤーのボーカルである吉田靖直くん。脚本はシソンヌのじろうさんで、非モテ男子の日常生活が覗けちゃうとか。夜中にまたクスクスしちゃうかも。こちらもどうぞお楽しみに~!