木下は読者に「あのね、ブスにいけばいいってもんじゃないからね!(笑)彼氏がブスだから優しく愛してくれるとかじゃないよ! そこ勘違いしちゃダメ」というメッセージを送っている。それこそ同誌読者くらいの年頃のときは、木下も遊んで遊ばれてボロボロになるまで振り回されるような恋愛をしていたという。オレ様気質の男に尽くし、嫌われたくなくていい顔をし、浮気されても別れられなかったそうだ。そんな恋愛も楽しかったが、藤本と付き合って「それは本当の自分じゃなかった」と気付いた。そうした経緯ゆえ、木下は読者にも今すぐに理想の相手・運命の相手と出会うとかではなく、とにかくたくさん恋愛をして経験を積むことをすすめている。
「ブス男はモテないから恋人(妻)として安心」「ブス男はモテてこなかったから恋人(妻)に優しくする」などといった思惑で「ブス男」を伴侶に選んだわけではないことが、このインタビューから伝わる。テレビやSNSでの発言はともかく、根底では夫をバカにしたり軽んじたりしていないはずである。
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