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菜々緒のアゴに違和感…『情熱大陸』で涙ながらに語った「壁」より気になる横顔

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菜々緒Instagramより

 1126日放送の『情熱大陸』(TBS系)が菜々緒(29)に密着した。“悪女”役で女優としてブレイクした菜々緒が、自身の演技に納得がいかず「やめてしまいたいこともある」と涙ながらに語り、南国一人旅で“女優”からひとりの人間に戻り壁を越えようとしている――という内容だった。

 いつのまにか強い女の代名詞のような扱われ方をしている菜々緒。番組では2014年放送のドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)の悪女役でブレイクしたと紹介した。菜々緒自身、「悪役をやると嫌われるが、それはある意味、高い評価だと捉えている。役としていい評価をもらえていることになる」と悪役に手応えを感じている様子を見せる。

 犯罪に手を染めるようなバイオレンスな女の役が「強い女」「悪女」というワードにしっくり当てはまるかというのも常々疑問だが、ともかくも現在の菜々緒は売れっ子女優のひとりだ。大仕事であるNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に徳川家康の正室として出演。それまでは「人見知りな性格」ゆえ顔見知りのスタッフとの仕事が多かったが、大河では初めて顔を合わせるスタッフばかりで、演技にも細かいダメ出しが入る。

 菜々緒は涙を浮かべながら、「自分のお芝居に納得がいかない、なんでこんなに出来ないのか、やめたほうがいいのかなとか考えることが多くて。壁に当たっちゃった感じですね本当に」と語り、三泊四日のオフを利用してパラオへ一人旅に出かけた。一人旅といっても、番組のカメラ班が同行しているわけだが。

 取材は、菜々緒の誕生日である1028日に終わる。まだ経歴の浅い菜々緒という女優の成長に密着する内容だったが、彼女が広告からハイファッションを着こなしての雑誌撮影、ドラマまで縦横無尽に大活躍しているのは事実ゆえ、いまひとつ「壁」の高さや厚さが伝わりにくいものだった。それ以上に注目してしまったのは、すっぴんでも変わり映えしない濃い顔である。早朝からのCM撮影にすっぴんで登場しているのだが、メイク完成後と大きな差を感じない。そのうえ、女優デビュー以前(レースクイーン、グラビアアイドル時代)と比較すると差がありすぎるのである。その大変化に一切触れず、美女として菜々緒を崇める風潮にこそ何らかの「壁」を感じてしまう。

 整形疑惑について今さら……というところではあるが、いつもカメラに映る菜々緒の顔は濃いメイクで彩られており、アイメイクだけでなくハイライトやシャドウで完璧な陰影がつけられている。人間の顔など化粧でいくらでも変わるうえ、菜々緒は小顔矯正などの施術を受けていることもおおっぴらにしているので、そうした美意識の賜物……と見ることも出来なくはないのかもしれない。しかしそれでも目や鼻のくっきり・はっきり具合は化粧のレベルを超え、ブレイク前の面影がどんどん薄まっている。特に今回の『情熱大陸』で目だったのは、横顔のアゴラインである。

 菜々緒は昨年Instagramで「二重アゴ」が気になると投稿しているが、今回のVTRでは二重アゴというより、グッとアゴの骨が飛び出しているような目立ち方をしていた。自ら「華奢なのがコンプレックス」と言うように、非常に痩せている菜々緒。なにしろ172cmの身長に対して46kgしか体重がない。番組では筋肉をつけるための肉体改造トレーニングに励む姿や、パラオでの水着姿も披露しているが、360度どこから見ても細身体型である。にもかかわらず、アゴのラインだけは「二重アゴ」とは言わないが妙な段差を描いており、意図的に形作ったかのようだ。一時期の板野友美の横顔にそっくりでもあり、そういう時期ということなのだろうか。ただ、全身は痩せすぎと言っていいほど痩せているのに、顔だけ痩せないというケースもあるので一概には言えないが、菜々緒の場合は脂肪による二重アゴということではないのだろう。