韓流の裏も表も知っているスペシャリスト3人がリレー形式で、とっておきの極秘ネタから、先取りしたい注目スターまでをこっそり教えます。
巷でブーム終焉と言われようが、K-POPは今年も元気いっぱい~。「でも、どこをどう楽しめばいいの?」--そうお悩みの方に、「これを押さえたら完璧!」な要注目アクトをご紹介しましょう。
一発屋で終わるのか、CRAYON POP?
まずは、5人のメンバーがデコボコ&不揃いに体を上下させる、通称「直列5気筒ダンス」で一躍ブレイクし、“2013年の顔”となったガールズグループ、CRAYON POP(クレポ)。ビジュアル面では“ももクロ・インスパイア系”と噂になりましたね。
そんな彼女らが、昨年末に発表した新曲「クリスマス」も、トンデモ系のビック・チューン。イントロでは「ルパン3世のテーマ」を、サビでは「ガラガラヘビがやってくる」(原曲:とんねるず)を堂々とパクり、見事に縫合させたのです。パクリ=K-POPのお家芸とはいえ、ここまでの芸当はそうそうありません。
そんな華麗な怪盗ぶりを見せたのは、作曲家のキム・ユミン。インディ・バンド「SOUND WASH」のヴォーカルも務める彼は、オリジナル曲と主張しますが、そのそっくり具合は言い逃れができないほど……。バンドでは爽やかな音楽を聞かせてくれるだけに、残念な結果となりました。
また、プロデューサーとして、売れっ子アイドルSHINEEにも曲を提供する彼。昨年、SHINEEが来日した際、ステージ上で「直列5気筒ダンス」を演じたこともクレポ人気に拍車をかけたのですが、なんてことはない、「僕らの作曲家の先生の歌の踊りだから、ちょっと真似てみようゼ」ってことだったのでしょう。
デビュー後の約1年、ほとんど日の目を見なかった彼女らが「直列5気筒ダンス」でトップに踊り出て、その第2弾でバレバレのパクリをやってのけたことに、クレポ製作陣の焦りを感じます。果たして一発屋で終わるのか、それとも次があるのか……。2014年の最大の見どころです!
JYJのカウントダウンが始まる!
そして本人の口から入隊について言及があったジェジュンと、彼の所属するJYJの活動も見逃せません。未だ日本できちんとした露出ができない彼ら。入隊に向けてのカウントダウンが近づいているだけに、どれだけ日本のマーケットにオフィシャルに食い込めるかがポイントです。
ジェジュンといえば、第14回でご紹介したSY氏の動向も気になるところ。昨年末にはJYJのフィリピン経由の日本進出……フィリピンで日本語版アルバムを作り、日本でリリースするという、仰天プランをブチ上げたものの、その後は進展もなく。JYJ関連コンサートの日本側韓国人プロデューサー、SY氏とTwitter上でバトってはみたものの、何となく争いは収束してみたり。かつてのビッグマウスっぷりには陰りが差し、今振り返れば、SY氏とは一体なんだったのか……そう思うJYJファンは少なくありません。
SY氏だけではありません。昨年の春ごろ、JYJはK-POPブーム終焉後の日本において、ビジネスとして成功するだろう最大のコンテンツとして業界的にも話題になりましたが、あのころの熱気はどこへやら。JYJの最後の大どんでん返し、そしてSY氏の最後の踏ん張りに期待したいところです。
ヒップホップ風アイドルが続々と日本へ!
第8回でご紹介し、すでに日本デビュー済みの地球外生命体アイドル「BAP」や、やんちゃだけが取り柄のグループ「BLOCK B」、さらに昨年デビューし日本デビューも間近と噂される「防弾少年団」など、韓国ではヒップホップ風アイドルが花ざかり!
2014年は彼らが舞台をここ日本に移し、「ポストBIG BANG」を合言葉に壮絶な争いを展開してくれるはずです。彼らの中から勝ち残るのは誰なのかも是非、ご注目くださいね!
本文中の写真は(上)ダサかわな感じが日本でもウケそうだけど……。CRAYON POP公式HPより/(中)ファンがいるのに活動できず。JYJオフィシャルFaceBookページより/(下)やんちゃ系7人組「BLOCK B」のミニアルバム「Very Good」
今週の当番=佐々木薫
アラフォーのK-POPファン。以前、入隊する代わりに警察の広報団に入るのでは、と推測していたヨンセンが、無事に広報団に入りました(拍手~)。次に入団するのはもっと大物の芸能人? そう思って毎日ワクワクしています。
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