
土屋太鳳Instagramより
土屋太鳳(22)の快進撃が続く。今年だけでも主演・ヒロインを務めた映画作品の公開は『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『トリガール!』『8年越しの花嫁』と4本。来年もマンガ原作の主演映画『となりの怪物くん』『累 –かさね–』の公開を控える。CMやイベントにも引っ張りだこで、カメラの前に立たない日はほぼないのではないだろうか。
バラエティ番組に出演すれば、明石家さんまや内村光良、松本人志ら大御所芸人たちを虜にする共演者キラー。映画で共演した若手俳優たちも、彼女を絶賛する。とにかく「いい子」「守ってあげたい」「真面目」と良い評判が溢れている。人気急上昇の俳優・竹内涼真は「太鳳ちゃんは女神様、浄化される」と崇め、菅田将暉は「土屋さんはまっすぐですてきな方」、間宮祥太朗は「顔かたちとか造形美だけじゃなくてキレイな子」と褒めちぎる。そんな土屋の評判の良さが逆に嘘くさく見えるのか、ネット上では「ぶりっ子」「あざとい」と土屋への嫌悪感を露わにする投稿の文章も多い。
さて、公開間近の『8年越しの花嫁』で恋人役を演じたW主演の佐藤健は、完成披露試写会で、息のあった掛け合いを見せている。ふたりの共演はこれで4度目だが、恋人役は初めて。土屋は17歳のときから佐藤を「健先輩」と呼んで慕い、佐藤も土屋を女優として尊敬しているという。
一方で佐藤は前述の面々ほど、メロメロのデレデレではなさそう。同作プロモーションで様々な媒体にペアで登場し取材を受けている土屋と佐藤だが、「FLIX」2017年12月号 (ビジネス社 )のインタビューで、佐藤のクールな側面が強調されている。
佐藤への尊敬をたびたび口にし「(健先輩)と同じ時代に生きて、一緒にお芝居出来て良かったです」と繰り返す土屋に、「嬉しいんですけど、共演する相手ごとに言ってるんじゃないかなって(笑)。そんな目で見ています」と鋭い返しをする佐藤。土屋は「全部本気です! 伝わってますか? 健先輩は唯一無二です」と説くが、「本気なんだろうし、伝わってるんだけど、その本気を向ける相手が多いんじゃないかなって。唯一無二が沢山いる気がするんです(笑)」と、佐藤は土屋の“気の多さ”を指摘するのだった。
こうしたクールな姿勢が佐藤健ファンにはたまらないのかもしれない。
(清水美早紀)