2トップに続き3番手に控えしは、王子様キャラのたっちょん。誰よりオシャレでブランドもので全身を固めることもしばしば。タッパもあるし、スタイルよし、顔よしのおぼっちゃまくんでカッコいいから何でもよく似合うしね。ただ、スタジオの廊下で直前に「今日の取材では大倉くんがしゃべってくれますように!」と、祈るインタビュアーが多発しているのも事実だけど。しゃべる時はしゃべってくれるから、そう簡単には予想がつかないから泣きたくなっちゃうのよね~。
穏やかキャラの丸ちゃんは根はしっかり者で、気になる点があれば番組スタッフにも「そういうことは事前に教えておいてください」って、きちんと伝えるタイプ。おふざけキャラは裏ではなりを潜めている感じで真面目。我が道を歩く人ね。
そんな中、みんなの癒しとなっているのがヤスくん。目がチカチカしちゃうような独特の派手な色合わせ&柄合わせの洋服が目を引くけど、性格的にはグループの中では一番、穏やかで優しい人。アーティストとしてもいかんなくその才能を発揮し、彼のイラストは奥深くてユニークで、計り知れないのよね。何か思いつくといつも気軽に描いてくれるし、手の甲に描いちゃったりもするし。キャラの濃いグループの中で存在感を出すって大変なのに、ヤスくんは独自の道を堅実に地道に歩いていると思うわ。
さて、∞のお兄ちゃんキャラと言えばヒナとヨコ。独特の存在感があるわ。特にヒナは単独仕事も多くなってきて、MCとしても一流。各局から引っ張りだこの人気よね。ヨコも役者としての才能はダントツで、どんな役も上手くこなせちゃうタイプ。プライベートで苦労した分、弟思いで、優しい一面もある人よ。ただ、ヨコヒナコンビが揃うと最強に面白いんだけど、もう誰にも止められない“過激マシンガントーク”が繰り広げられる時があって、なかなか怖いのよ。
かつて『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に∞がゲスト出演した時、ヨコヒナがヒートアップして「嵐の皆さんは声も張らずに、こんなにボソボソと小さな声で話して、俺らのギャラの3倍~5倍は軽くもらってる。こんなに声を枯らすぐらい張ってる俺らは何やっちゅうねん」って言い始めて。そんな会話があまりに続いたせいか、観覧に来ていた嵐ファンがドン引きし始めてね。
その空気を察したヨコヒナは「お客さんは引いても、今ごろサブではドッカンドッカン受けてるわ。うちらスタッフ受けはいいんや。東京は冷たいなぁ。今に『∞にしやがれ』にしてやるぞ~。レギュラー番組、何本か俺らにくれ!」なんて話し始めて。さすがの嵐も二の句が告げず苦笑いするだけ。二宮和也くんがジョークで「もういいよ、来んなよ」と笑わせていたけど、嵐ファンの皆さんも最後には泣き顔になっちゃって。見ていてこの温度差にはちょっとビックリしちゃったけど、優秀なスタッフの編集により、笑える展開になっていて安心したわ。