
Photo by ChiLam Ly from Flickr
12月1日は「世界エイズデー」でした。国立感染症研究所の報告によると、2016年の日本国内の新規エイズ患者数は437人とのこと。エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染したことでさまざまな疾患を発症した状態を指します。エイズが発症する前にHIV感染に気づければ、体内のウイルスの増殖をおさえる等、適切な治療によって症状をコントロールすることができます。
しかし現在、エイズの発症によってHIV感染に気づく人が全体の3割を占めているそう。エイズ発症後の治療は発症前よりも難しくなるため、HIV感染を早期発見し、1日も早く治療を始めることが重要とされています。
そこで、先週から募集した「HIV検査を受けたことはありますか?」。今回もたくさんのご意見ありがとうございました。早速、開票です。
【HIV検査を受けたことはありますか?】
・はい:79.3%
・いいえ:20.7%
【「はい」と答えた方の理由】
・妊娠した時に検診で受けました(34歳)
・きっかけは彼氏に安心してもらうためでした。付き合ってすぐ辞めましたが、正直におっパブで働いていたことを話していたので、「交際を続けるにあたって心配だから」と言われて。信頼されてないようでちょっとショックでしたが、保健所でその他性病と一緒に検査した結果、すべて陰性でしたし、詳しい話も聞けて私も安心することが出来ました!(21歳)
・避妊具をつけてくれない、肌に墨が入っている相手で不安だったから(34歳)
・手術室ナースとして働いていた頃、C型肝炎に感染したことが判明し、HIV感染していないかどうか不安になって検査してもらった(50歳)
・一時期、性風俗店で働いていたから(36歳)
・性病検査のセットの中に入っていたので(40歳)
・性行為をした相手がHIV検査をしたことのない人だったから(26歳)
・一回目は、それまで何人かの人とお付き合いをしたことがあったので、大丈夫とは言い切れなかったので検査しました。二回目は不妊治療の際に受けました(43歳)
・ビッチの嗜みとして(28歳)
・結婚前に旦那と2人で検査しました(41歳)
・新しい人とセックスした際は念のため検査しています(20歳)
・昔、HIV感染者の診療中に針刺し事故あり、経過観察として検査しています(69歳)
・AV出演する時に必須でした(44歳)
・胃がんの検診でひっかかり、そこそこ大きな病院で胃カメラで検査することになりました。 しかし、胃カメラで検査するためには、肝炎・梅毒・HIVの血液検査をしないといけなかったので(47歳)
・セックス経験があれば、定期的に性病検査を受けるのがたしなみかと思って受けました。初回は自治体の調査で、HIV検査が今なら無料と医師に勧められた覚えがあります(35歳)
・出会い系をやっていた時期があって、検査しておいたほうが安心かと思って受けました(31歳)
・婚活を始めた時(34歳)
・受けたのは28歳の頃、長く付き合うことになりそうな彼氏(現夫)ができたからです。その前はちょっと荒れた生活をしていました。性感染症にはかなり敏感なつもりだったけど、万が一感染していて彼に移したら取り返しがつかない、後悔すると思ったことがきっかけです。保健所に電話をして聞いたら、1時間ほど待てばすぐ判定してくれる検査をやっていると教えてもらい受けました。HIV自体への関心は中学生の頃、岸谷五朗さんやサザンや小室哲哉さんパトリック・ボンマリートさんが国際エイズデーの啓蒙活動を大々的にしていて、日本もちょっとしたエイズブームだった頃からです。当時、岸谷五朗さんの深夜ラジオにハマっていた私は自然と刷り込みのようにHIVについての知識をもらいました(37歳)
1 2