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普段は不眠症なのに「セックス後は爆睡」しちゃうのはどうして?

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Photo by Porsche Brosseau from Flickr

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 女性からよく聞くセックスの悩みのひとつは「セックス後も余韻に浸っていたいのに、彼がすぐ寝る」ということ。冷静な状態に戻ってタバコを吸ったり、背中を向けてしまうと同じ「賢者タイム」が寂しさ、または怒りの種になっている女性もいるようです。

 しかし、急激に眠気に襲われるのは男性だけではないはず。かくいう私も、普段は寝付きが悪く、軽い不眠に悩まされているのですが、お泊まりの際のセックス後は、爆睡できます(相手が誰でも、というわけではありませんが)。相手からは「テレビの音量を上げても起きる気配すらなかった」「いびきまでかいていた」「頭を撫でたり肌に触れても、微動だにしない」「普段、眠れない人がそんなに眠れるもの?」と普段の不眠症をも疑われる始末。

 男性の賢者タイムのように、女性が眠気に襲われるのは珍しいことなのか、調べてみました。すると……いますよ~! 私と同じように「セックス後もイチャイチャしたいのに、気付いたら眠っているのはなぜ?」「日頃眠れないのに……睡眠薬とか飲まされた? というくらい眠くなる」と不思議に思う女性。さて、実際、自分自身にどんな変化が訪れているのか、探ってみました。

イクことで大量分泌されるホルモン

 男女ともに分泌される“愛情ホルモン”でお馴染み「オキシトシン」。ストレス・不安感を緩和させる働きがあり、拍数や血圧は低下し、自律神経のひとつである副交感神経が優位になって、ゆったりした気持ちになると言われています。

 もうひとつ分泌されるホルモンが「エンドルフィン」。脳内麻薬とも呼ばれ、鎮静効果や精神安定作用、ストレス解消作用などがあります。これらは、スキンシップやセックス、その際にオーガズムを迎える際に大量分泌されることで、実はこの状態は、夜に眠りにつくときと同じ状態だと言います。

 さらに! 女性の場合、セックスの前後に大量分泌されるホルモンはもうひとつ「エストロゲン」。これは、深い睡眠“レム睡眠”を増大させるそうです。ゆったりした気持ち+深い睡眠を増大…そりゃ眠くなるはずです。

 ちなみに、男女ともに分泌される「プロラクチン」というホルモンがありますが……男性の場合は射精後に多く分泌させるもの。「性欲抑制ホルモン」としての働きが強く、脱力感や眠気が引き起こされます。そう、これこそが「賢者タイム」の訪れなのです。女性の場合は、出産後に母乳を出すための役割ともも言われていますが、クリトリスの愛撫によりオーガズムを感じるクリイキした際は、この「プロラクチン」が分泌されて眠気が引き起こされることもあるとか。

神経と体力の大きな消耗

 ホルモンだけではなく、もっと単純な見解が「精神状態と体力の消耗」、つまり「疲れたから」。同じ相手とセックスを重ねている場合でも、全裸になり触れ合う緊張感はありますし、セックス中も神経集中・体位や腰を動かすことで普段使わないような筋肉を使う・快感を得ることで呼吸が荒くなる、などなど、相当体力が消耗されます。「セックスは運動」と言うかたがいるように、およそ1時間のセックスでジョギング30分ほどのカロリーを消費するとも言われています。セックスは神経と体力を使う行為です。これも、眠たくなる理由としては納得。

 なにはともあれ、セックス後の女性に襲ってくる眠気は、心もカラダも安心し、オーガズムに達した、満足度の高いセックスができているということ! 私のように「おかしいの?」と不安になっていた方も、安心してOKです!

 とはいえ! 愛液をそのまま放置して眠ってしまうのは要注意! 拭き取りやシャワーで膣をキレイな状態にしてからおやすみください。

セックス後、そのまま寝ていませんか? 愛液の放置は炎症や悪臭の原因に、ちゃんと拭き取ろう!

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。