昨年、元妻である矢口真里(30)の“間男クローゼット不倫”の被害者として世間に大きな注目を浴びた中村昌也(27)。それまで、本業の俳優としてはあまり目立った活躍がなかった印象がある彼だが、離婚後はバラエティ番組出演時に自ら不倫ネタで笑いを誘うなどして、新たなキャラクターを打ち出してきた。
そんな中村だが、離婚後から露出が増えるとともに、これまで知られることのなかった彼の本質が暴かれてきている。
以前出演したバラエティ番組で、離婚成立直後はマスコミの目を避けるような日々を過ごしていたという中村が、不安のあまりドラマのロケで滞在していたビジネスホテルに母親を呼び寄せ、母親の髪の毛をくるくると触りながら同じベッドで眠ったというエピソードを明かした際には、「極度のマザコン」「気持ち悪い」「女性不信による幼児退行か」という声がネット上から聞かれた。たしかにツライ心境だったといえども、成人男性が母親の髪を触りながら眠るという行為は、一般的な親子関係ではなかなか見られない。
また、中村と番組で共演したというドランクドラゴンの鈴木拓(38)は、15日に自身のTwitterで「中村がおかしくなっている」とつぶやいている。事の発端は、14日に放送された『内村とザワつく夜』(TBS系)で、女装した鈴木が中村とキスシーンを演じたこと。その際に、監督からは「本当にキスはしなくていい」との指示があったにも関わらず、中村が「本当にキスがしたい!」と希望し、リハーサルの段階から何度も鈴木にキスをしてきたという。この時の中村に関して鈴木は「『人と久しぶりにキスした』と喜んでいた。あの人はおかしくなっている」と語った。離婚後は浮いた話のない中村だが、同性相手、しかも鈴木とのキスでそこまで喜ぶとは……だいぶ飢えているのではないだろうか。
しかし、中村にはすでに意中の相手がいたことが14日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で明らかになった。番組内で中村は、現在行きつけのバーの美女店員が気になっていることを告白し、その当人である西麻布にあるバー「東京ROOST」店員の夏目鈴さんがスタジオに登場。「彼氏は欲しい」「ヒールを履いた自分より背の高い人がタイプ」と話す夏目さんだったが、中村に対しては「バツイチはちょっと無理なんで」と拒絶した。
愛に飢えた中村を包み込んでくれる女性はいつか現れるのだろうか……。と思いきや、この話はこれで終わらなかった。バー店員として登場した夏目さんが、以前ドラマなどに出演していた女優ではないかとの疑惑がTwitter上で取り沙汰され、「中村を利用した売名行為か」という説まで飛び出したのだ。彼女は昨年、ドラマ『放課後グルーヴ』(TBS系)に1話だけ出演しており、タレント活動を本格化させる前触れか? ひとまずこの出演で、夏目さんの注目度が急上昇したことは間違いないだろう。
このように、なんとなくチープで精彩のない話題がつきまとう中村。イケメンで高身長(ただしデカすぎる)という武器を持っていながら「マザコン」「男性とのキスを懇願」「売名に利用される」というイメージがついてしまった以上、デカいわりに目立たないタレントとしては細く長くやっていけるかもしれないが……。イケメン俳優としてやっていきたいのならば、不倫・離婚特需が陰りを見せる前に、未だない“代表作”を得ることが肝要だろう。
(ルイコスタ松岡)