まんこ盟友・野ざらしマリーとともに街行く女性に声をかけ、「あなたはまんこをどう思う?」と体当たりインタビューシリーズ第二弾は、高田馬場にやって参りました!
なぜ高田馬場かと言えば……。
前回の原宿編では、みな彼氏なし・セックス未経験の10代の女子たちで、あまり成果を得られなかったからです。
思えばわたしもそうでしたが、まんこを初めて意識するきっかけは、セックスなのです。逆に言えば、男(レズビアンの方なら女性)という他者にまんこをじっくり見られる機会がなければ、まん毛がボーボーであろうが、まんこがビラビラしてようが、どうでもいいのです。
そして、たとえそうであっても性の話にまじめに向き合える人ならこれを機に自らのまんこに意識が向くかもしれませんが、アイドルショップや可愛い服目当てに原宿に来る女の子たちにそれを求めるのは荷が重すぎます。
そこで、そこそこ男性経験もあり、かつ、性の話もまじめにできそうな女性たちがいそうな場といったら……?
そうです、高田馬場は早稲田大学に通う女性。ワセジョ!
ワセジョには、他の六大学出身者とは違う独特のワセジョ風情があります。
同じ在学者・出身者を見つけると、年齢・学部関係なく盛り上がれる連帯感が強固です。そこには「わたしたちは特別」という自負心や誇りを感じますが、慶応や青山学院生のお嬢様風情に感じるそれとは違います。
東大生よりも親近感があるのは、天才的な賢さというよりは、地方からコツコツ勉強して早稲田に入ったまじめな努力家の庶民という泥くさいイメージがあるからでしょうか。(全部わたしの偏見ですが)
とにかく、男女共学の大学生なら異性交遊もあるでしょうし、もし処女の方でも、まじめに気さくにまんこに向き合ってもらえそうな気が、わたしと野ざらしには、したのです。
(そんなことねーよという全国のワセジョの皆様にはすまんこ!)
で、高田馬場に来たんですけれど……。
取材日はあいにくド年末、大学は冬休み……。
よく考えればわかることなのに、わたしも野ざらしも根がテキトー。
とりあえず師走の高田馬場で性の話ができそうなまんこ持ちを探すことにしました!
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早速声をかけてみたのは、生活便利グッズショップで990円の断熱シートを真剣に選んでいた、いかにも家庭的そうなメガネ子さん。
色白化粧薄い黒髪巨乳で、メガネとくれば、日本の男の大好物です。こういう一見ビッチ風とはかけ離れた女性のほうが、かえって性体験は早い&深い話が聞けるのでは……?
年の瀬の夕暮れにいきなり「恋の話や性についてのインタビューを……」と怪しく迫るわたしたちにも、なんとも可愛らしく、にこやかな笑顔で答えてくれたメガネ子さん、いい人!
24歳という彼女は、(やはり男が放っておくはずもない)既婚者でした。
常にニコニコしている彼女なら、まんこの話も笑って受け流してくれそうです。
しかも「漫画が大好きなのでたくさんお話がしたいー!」と言ってくださったのですが、ゆっくりお茶でも飲みながらお話を、とお誘いしたところ「今日は時間がないので後日……」とのこと!><
残念! でも、あなたのまんこ観、お時間ある時に必ず聞かせてくださいね……!
泣く泣く名刺をお渡して、次のまんこ持ちを探すことに。
この時期、家庭的な人ほど年越し準備に追われて取材どころじゃないのかも……。
そこで目に留まったのが、赤いアイシャドウをした謎めいた美女。
ファッションやメイクが個性的な人は、変わったことを楽しめる人とも言えます。
つまり、突然の取材にも興味を持ってくれるはず。
わたしたちの読みは当たり、近くのお店でお話を聞けることになりました。
ナメコグッズが大好きというナメ子さんは、クールビューティーの29才、既婚者。
取材には乗ってくれたものの、表情も堅く、うつむきがち。
ナメコさんの過去の彼氏の話や現在の旦那さんとの出会いや性器やセックスの悩みなど一通り聞いてはみたものの、話が膨らみません。
ナメ子(以下ナ)「(性体験とか)そういうの興味ないし、聞かれたら困る話はしたくないんで……」
ナ「(まんこにも)特に悩みとか、一切ないですね……」
ダメだこりゃ。
次のまんこ持ちを探そう……。
と、会計のタイミングを図ろうとした矢先でした。
わたしがダメ元で、VIOレーザー脱毛の体験話をしたところ、
ナ「(まん毛が)わたしも濃い方なので、わかります……」
(次ページへ続く)
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