セックスの気持ちいい愛撫には、ベロ(舌)がとっても重要な役割を果たしていますよね。「フェラチオ」も「クンニ」も、乳首への刺激や首筋、どこもかしこも舌でのアプローチはアリですよね。舐める範囲や強さによって、舌の先だったり全体を使用したりと舌の使い方は千差万別ではありますが、ではみなさんは舌の「どの部分」をどんな風に使っているのでしょうか。
ピンポイントに強い刺激を与えやすい「舌先」や、愛撫しやすくザラザラな感触で快感を与える「表面」を使用している方が多いのではないでしょうか。どちらも気持ちいいですよね~。
ですが! スルーしがちだけど実はとっても快感を与えられる部分があるんです! それが……舌の裏側!!! ツルツルした舌の裏側は表側とは正反対の感触ですが、この感触は他のカラダの部位にはなく、舌の裏側特有の感触なんです!
※唇の裏が少し似た感触ですが、裏唇で亀頭を刺激されるのが気持ちいいと話していた男性もいるので、やはりヌルヌルは活用しておきたいです!
◆舌先:器用に動かすことができるため、ピンポイントや強めの刺激を与えたいときに最適!
◆表面:広い範囲を舐めるときに。力を抜いてソフトクリームを舐めるように大きく舌の面積を使うとグー!
◆裏側:与える刺激は弱めだが、ヌルヌルした感触が快感を与える!
※ザラザラとヌルヌルの間である「側面」も、絶妙な気持ちよさを与えられますよ!
ということで今回は、この舌先や表面、裏側の特徴を使い分けて、フェラやクンニの快感をアップする愛撫方法をお伝えしたいと思います!
フェラチオもデリケート部分は舌裏愛撫!
ペニスの亀頭やカリの下の粘膜、尿道口はとてもデリケートな部分なので、舌先による刺激は痛みを伴う男性も少なくありません。そんな相手にも刺激の弱い舌の裏愛撫はおすすめなんです。
まず、ペニスの上の位置で舌を出し、舌裏で亀頭を軽く叩くように刺激を与えてみることからスタート! その後は、亀頭に触れた舌裏を離さずに(接触した状態を保ったまま)舌を動かしていきます。「左右にチロチロ」「舌の出し入れをするように前後」「舌裏の先のほうで円を描くように回す」と織り交ぜながら刺激を与えましょう。
このとき、「柔らかくツルツルの感触」がポイントなので、伸ばした舌には力を入れすぎないことに注意してください。舌裏を押し付ける力加減は相手の反応を見ながら変化をつけてみてもいいですが、軽~く触れる程度がベストです!
舌裏の使い方にも慣れてきたら、サオの部分は、表面のザラザラ部分で力強く刺激したあとは舌裏に切り替えてみたり……変化をつけながらトライしてみてください!
クリトリスを表面・舌裏で両面責め
続いては、女性へ行う前戯「クンニ」についてお伝えします。小陰唇や大陰唇、または膣口と全体を愛撫する方、されるのが好きな方も多いと思いますが、ビクンッ! と多くの女性が感じやすいスポットは……はい、クリトリスです。さらに、舌の裏を使った愛撫でもっとも効果を発揮するのも、クリトリスなんです!
“男性の亀頭部分”と言われるクリも、やはりとてもデリケートな部分。舌先でレロレロと集中的に舐める男性は少なくないのですが(本人が思っているより力が入っている可能性大です)、これ、痛いんですよね~。しかし、舌裏は力が入ってしまっても、早く動かしても痛みを感じることは少ないと思います。
最高に感じるクリ愛撫方法は……、クリトリスを軽く吸い込むようにして、唇で丸ごと覆います。その後、舌先だけを動かすようにしてクリトリスを表面で舐め上げ、裏側で舐め下ろす! 軽い吸引→ザラザラ→ヌルヌル、と様々な快感が襲ってくるんです!
ここで、クリ刺激のときの注意点です。相手の女性がどの刺激に快感を得るのかを探るため、様々なテンポやスピード、力加減を試してみるのは賛成ですが、「ここが一番感じているな」と反応がよかった愛撫を探り当てたら、舐め上げ&舐め下ろす際は一定のテンポやスピードで行うことがポイントです。色々と変えられると集中力に欠けるのか、快感に没頭できなくなることも多いんです。
※舐め上げ&舐め下ろしは、乳首への愛撫でも
クリトリス愛撫で行った、舌の表面の舐め上げと舌裏の舐め下ろしは、男女ともに乳首への愛撫としても取り入れてみてください! 想像しやすいかと思いますが、ザラザラした部分で乳首を持ち上げるようにして舐め上げ、ツルツルした部分で舐め下ろすようにします。ふたつの刺激がゾクゾクッと絶妙な快感を与えますよ!