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辺見えみりネット中毒? 賛否のコメントにさらされたInstagram退会

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辺見えみりオフィシャルブログ

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 写真共有SNS「Instagram」(以下インスタ)におけるここ最近の振る舞いを受け、すっかり“炎上ママタレ”として定着した感があるのは木下優樹菜(26)だろう。既報の通り、1月10日にアップした手料理の写真について「皿に緑と赤が足りないね」とフォロワーに突っ込まれたところ、木下はそのユーザーのコメントのスクリーンショットを投稿して晒し上げた挙句、そのユーザーのページを訪問しわざわざ「皿に赤と緑が足りなくてごめんね」と書き込み、ユーザーが謝罪するに至った。これに対してネット上では木下のアツい行動を批判する声が相次いでいる。

 また、いまや人気セレクトショップとなった『Maison de Reefur(メゾン ド リーファー)』をディレクションしている梨花も、ネットでの活動の場をインスタに移すとブログ上で宣言し、ショップの最新フォトや私服写真、また息子の写真など公私織り交ぜて頻繁に更新してきた。ところが1月17日の投稿を境に、約2週間更新がストップしていたのである。更新が途絶える直前にアップしていた写真2枚は、首に太いファーが巻かれ、同じくファー素材の白いコートを着た私服姿のもの。「今日はなんかゴージャス気分(顔文字)…あはっ(はぁと)」というコメントが添えられていた。

 ところがコメント欄で、この写真で身につけていたファーに注目が集まることになる。梨花は特にフェイクファーかリアルファーかを明言していなかったが、リアルだという仮定のもと、コメント欄は展開していった。「ファーが良い時代なんて、100年前に終わりですよ。皮を剥がずして良質なもの、素敵な物が溢れてるのに。どれだけ物に溺れるのだろう」「可愛いという方のコメントを見ていると悲しくなります」など、批判論を唱えるユーザーが複数現れ、やや炎上ぎみに。以降梨花はインスタを一時更新ストップしていたが、ようやく再開。スープの写真とともに「本当に沢山のあたたかいコメントありがとう!」と綴っており、やはり直前の投稿がきっかけで更新停止していたともとれるようなニュアンスではある。

 このように相次いで炎上事件が勃発しているインスタという舞台から、ひとりのママタレが消えた。辺見えみりは1月30日の公式ブログでインスタを退会したことを報告している。ブログには「今の状況だと、なかなかすべてを常に更新することが難しくて(汗)あと、毎日インスタを見てインターネットばかりやってる自分って?…疑問に思って…。これからはブログだけにしようと思います。」とあり、子育て中かつ芸能活動にも復帰している多忙ぶりにも関わらずネットを頻繁にチェックしていたことが伺える。

 また、インスタを辞めた理由をこう述べてはいるが、その直前、コメント欄が荒れていたことも無関係ではないだろう。「写真修正しすぎて誰だか分からない」「笑い方が下品」などと書き込まれたほか、生後6カ月をキッカケとして顔出しを止めた愛娘の写真についても、不自然に一部分だけ切り取ったようなアングルのものが投稿されていた際にユーザーから「中途半端に顔が切れた写真をUPするのは可哀想だと思いますよ。我が子の顔が切れた写真は嫌ですね」と書き込まれるなどしており、投稿する度に賛否のコメントに晒されていたようだ。それに加え、書き込まれたコメントを一部削除したうえ「こういうやりとりはあんまりしたくないなって思います」と反論するなどの対応をとったため、さらなる炎上を招いた可能性もある。

 過去にも取り上げたように、えみりのインスタにはもともとのファンと思われる子持ちママからの「私の娘は○カ月です!」といった一方的な書き込みのほか「下に敷かれてるマット、どちらのですか?」といった、ファッションから生活の細部に至るまでのアイテムについて質問が相次いでいた。アカウント削除直前は、そういった書き込みに加えて批判的なコメントも書き込まれるようになったことで疲労がMAXになったのかもしれない。

 芸能人のインスタは、公式ブログと違い、ユーザーからの書き込みが事務所サイドの検閲を受けずにそのまま反映されるため、言ってみれば生の反応が見える場でもある。ウォッチャーとしては非常に魅力的なツールであるが、そもそも芸能人というものは賞賛と批判併せ持ってこそ知名度を得る存在であるのだから、生の状態であればおのずと批判も目につく。またこれまで芸能人のほうも、事務所に守られそういった反応を直接受け取らずに済んできた。事務所からの庇護により、言ってみれば平和ボケ状態となってうかつにインスタに参入したことから痛い目を見たのだろう。

 気軽に投稿出来るツールではあるが、芸能人であれば炎上を防ぐため細心の注意を払わなければならないし、コメントの管理についても事務所と調整が必要だろう。しかし、リアルタイムにユーザーからの投稿が反映されるため、事務所の人間も四六時中ネットに張り付いていることなど不可能だ。今回のえみりのインスタ退会騒動は、今後の芸能人のインスタ利用に大きな影響を与えることになるかもしれない。

ブログウォッチャー京子/ 1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

ブログウォッチャー京子

インスタウォッチが日課の子持ちライター。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています

@watcherkyoko