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中居正広が「チンパンジーだよ」と嘲笑した矢口真里の小栗旬との熱愛と脱退

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中居くんは「体がついてこない」って言ってたけども

中居くんは「体がついてこない」って言ってたけども

 228日放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)では、「モー娘。同窓会SP」と題し、ゲストMCに南海キャンディーズ・山里亮太(40)、ゲストにモーニング娘。の元メンバーである中澤裕子(44)、飯田圭織(36)、福田明日香(33)、矢口真里(35)、吉澤ひとみ(32)、石川梨華(33)、辻希美(30)が出演。グループ時代の秘話や近状について年表を用いて語っていた。

 年表が05年に突入すると、矢口真里の脱退時のエピソードが語られた。脱退の決め手は同年4月発売の週刊誌「FRIDAY」(講談社)にて報じられた俳優・小栗旬(35)との熱愛だった。モーニング娘。は恋愛禁止だったため、事務所は「別れるなら(活動継続を)考えてあげる」と言われたそうだが、「別れる気はさらさらありません。じゃあ芸能界辞めます」と返答して脱退に至ったという。その後、交際は終わってしまい、お互い別の異性と結婚したわけだが、少なくとも当時は「別れる」なんて思いもよらなかったのだろう。

 矢口真里は当時の心境を振り返り「私もともとアイドルじゃなかったんだなって思いますね」「私、本当に恋愛がしたいんですよ」「恋愛第一体質なんです」と告白。それでも在籍時はずっと恋愛禁止のルールを守っていたそうだが、「キスもしていないので、ううぅ……となっているところに(小栗旬と)出会ってしまって、すごい好きで」と我慢できなくなってしまったことを明かした。

 するとMCの中居正広(45)は「恋愛してぇ、恋愛してぇ」と口を拭う素振りを見せ、「ご無沙汰だもんね~。もうチンパンジーだよ、チンパンジー。チンパンジー娘。」と呆れてみせた。さらに山里亮太も『ラブレボリューション21』のサビ部分の振りを踊りながら「振り付けの意味も変わってくる」と「チンパンジー」に便乗して笑いを誘っていた。その後、矢口真里が「チンパンジーって何ですか?」と困惑するも、中居正広は「チンパンジーいいじゃん。いけいけ」と強引にまとめ、矢口は「そうですね。チンパンジーとしてやっていきます」とコメントして締めた。

 この一連のやり取りに、ネット上では「確かに本能のままに動きすぎてチンパンジーだわ(笑)」「『超超超イイ感じ』のところが『超超超チンパンジー』にしか聞こえなくなった」「中居くんって、本当にやらかした人をネタにするの上手だよね」とスタジオ同様、面白ネタとして笑う声や中居正広に感心する声があがっている。しかし、矢口真里の行動はむしろ大変人間らしいものだと言える。

 矢口真里がモーニング娘。に加入したのは985月。同スクープが報じられるまで本当に恋愛禁止を貫いていたとすれば、約7年もの間、一度も恋愛をしていなかったことになる。それは気もおかしくなりそうだ。自負するほどの恋愛体質だという矢口真里にとって、かなりのストレスだったことだろう。そんな7年を経て、好きな人と両思いになったとなれば、そりゃあのめり込むものだ。アイドルとしての矜持を持ちつつも、一瞬にしてタガが外れてしまった矢口の気持ちに共感出来る女性は少なくないのでは。

 そもそも、好きな人と「付き合いたい」「キスしたい」そして「触りたい」等と思うことは特別な感覚ではないし痴女でもない。恋愛感情を抑えた行動ができなかったことはモーニング娘。としては問題だったが、ひとりの女性としては全く普通のことだろう。

(夏木バリ)