
DISH// オフィシャルInstagramより
“非アイドル”を掲げている男性ダンスロックバンド・DISH//の小林龍二(21)が3月13日付けで脱退することを発表した。所属事務所・スターダストの公式コメントによると、本人より脱退の申し出を受けたそうで、同グループは今後4人で活動していくという。
事の発端は、数日前からネット上で急速に拡散された、元彼女とされる女性(現在はアカウント削除済み)が投稿したプリクラやLINEのやりとり等の画像だろう。プリクラには、2人が抱き合いながら「大好きだよ」、2人の手を合わせてハートマークを作り「きづいたら7カ月だね」とのスタンプが貼られている。他にも一緒に香港旅行へ行った写真や、テーマパークでキスしている写真なども投稿しており、この女性と小林龍二が交際関係にあったことは事実なのだろう。
問題視されているのは、彼女が小林龍二にDVを受けていたことや、2人の子供を妊娠、中絶したと告発したことだ。彼女が公開した妊娠当時のLINEのやりとりには、彼女が「私が客と●●●(修正にて消されている)したお金で女と飲みに行ってチューしてキスマークつけて楽しかったですか?」「私が妊娠してつわりで吐いてその中でも仕事行ってる中セックスしてくれねーとか機嫌悪くなって」と送り、小林龍二と見られる相手からは「いいえ」「ごめんなさい」と反論はない。そして、中絶や別れ話の後と思われるやりとりでは、小林龍二から「さよなら」「人殺し野郎」と送信されており、女性が「お前だって人殺しと一緒だよ」と返信している。
彼女の証言によると、妊娠中のみならず、交際中には何度も浮気されていたそうで、殴られる等のDVを受けたこともあるという。さらに、小林龍二は多数のファンと関係を持ち、彼女が知る限り8名の女性を中絶させていたとも投稿している。彼女の証言がすべて真実かは定かではないが、ネット上では、小林龍二のプロ意識の低さや、不誠実な言動に呆れ声が続出している。
一方で、告発した女性への批判も相次いでいる。私怨によりDISH//というグループの活動そのものを阻害している点が、ファンにとっては残念なのだろう。ただ、お金を貢ぎ、DV被害を受け、散々浮気された挙げ句、子供を授かり中絶した相手との破局ともなれば、やり場のない怒りが込み上げ、復讐したいという気持ちが生まれることは想像に容易い。その上、相手が芸能人であれば、素知らぬ顔で今まで通り活躍している姿を嫌でも目にする。
今回、小林龍二が脱退を発表したことで、彼女の気持ちは晴れたのだろうか。いずれにせよ、DISH//及び小林龍二のファンにとっては気の毒な展開だ。小林龍二に「DISH//のメンバーである」という自覚が欠如していたこと、そして誠実な態度で人と向き合わなかったことにすべての原因があることは間違いない。
(夏木バリ)