
ANRI Instagramより
17年9月29日に自身のInstagramにて芸能界引退を発表した坂口杏里ことANRI(27)が、3月8日に素人女性やアイドル、AV女優とユーザーが動画でコミュニケーションが取れるDMMcomの課金サービス「DMM.ライブチャットR.18」に出演した。ANRIが同チャットに出演することは、自身のInstagramにて直前に告知したことで一気に拡散。ネット上では「チャットレディで復帰って(笑)」「お金ないのかな。まだホストにハマってるのかな。いずれにせよ可哀相」と辛辣な声が続出していた。
芸能界引退時、ANRIは「色々ありましたが普通の女の子に戻りたくて決めた答えです」「15.16歳から26歳まで芸能界にいて、もうやりきりました。未練はありません」「お世話になった全てのスタッフさん、会社の方々、応援してくださった方々には感謝しきれません、これからは普通の女の子としてやっていくので、そっと見守って、頑張らせてください」などと「普通の女の子になる」という強調したコメントを残している。
彼女の言う「普通の女の子になる」とは、コメントから「芸能人をやめる」という意味であることは明白だが、ネット上では「普通の女の子になりたかったんじゃないの? また嘘だったの?」「ANRIの普通の女の子の概念がまず普通じゃない」と、批判が相次いでいる。しかし「チャットレディ=普通の女の子ではない」のだろうか?
チャットレディとは、出演する女の子が個々にアダルト要素の有無を選択できるものの、どうしても性産業という印象は強く、「性産業=普通ではない」との偏った価値観を持つ人もいる。それでも、チャットレディとして働く一般人は紛れもなく「普通の女の子」たちだ。
ANRIのInstagramの最新投稿は3月10日、遠距離恋愛していたという19歳~20歳の頃の写真とともに、「携帯壊れたりなくしたりして全ての思い出が消えたけどなぜかこの写真だけ不思議とあるんだよね…」「この頃、もう今の自分は結婚して子供もいて東京にいないと思ってたくらい大恋愛してたわ、、」「今じゃ人を好きになる感情がわからない」「好きってなんだろう、みたいな」「そうゆう感情わかるかなー?」と心境を綴ったもので更新は止まっている。芸能活動していた頃からメンタル面の弱さが露呈していたANRIだが、今なお危うさを感じる投稿だ。今は心ない言葉を送るよりも、ANRIの希望通り「そっと見守って」あげてほしい。
(夏木バリ)